能祖すし桶製造所の土佐杉桶


すし桶、関東では「半切り(飯切り)」とも言い、すし飯を仕込むのに混ぜる容器で、このままちらし寿司を盛ったりもする。前々から欲しかったのだが、なかなか買う機会が得られずにいた。

せっかくGomyo倶楽部でできた新米のイセヒカリ、この米は粘りがすくなく寿司飯に合うといわれている。以前のブログにも何度か書いているが自分でにぎり寿司を何度かやったことがある。なかなか美味しいものである。

一人でやるときはおひつでごまかしていたが、お客様に出すにはやはり半切りがないとみっともないではないか。以前、徳島の「司製樽」を調べてみたが、ここは注文生産で値段もかなり高い。香川では桶屋はないのだろうか?

そういえばかつて山の中を通りがかりに、桶を積んである販売小屋を見たのを思い出した。ネットで場所を確認して行ってみた。綾川町だった。案外近い。小屋は開いていて製品が見えたが誰もいない。奥に製材した木が積んである工場があったので声をかけながら進んでみると、若い人が出てきて応対してくれた。

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