今日は浜松で行われる「ラブファーマーズ・カンファレンス2019」に出発する。矢野さんは今日の13:30から講演と対談。僕は翌9/1の昼から講演とワークショップをやる。昨夜の泊まりは上野原の古民家。寝たのは12時過ぎだが、4時起きして昨日一昨日の打ち合わせ内容をまとめる資料作りにかかる。
昨夜、「明日の出発前に田んぼ回っておきたいんだけど、付き合いますか?」というので、資料を切り上げて早々と事務所前で待ったが、矢野さんはなかなか来ない。手持ち無沙汰に事務所周りを撮影してみる。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
今日は浜松で行われる「ラブファーマーズ・カンファレンス2019」に出発する。矢野さんは今日の13:30から講演と対談。僕は翌9/1の昼から講演とワークショップをやる。昨夜の泊まりは上野原の古民家。寝たのは12時過ぎだが、4時起きして昨日一昨日の打ち合わせ内容をまとめる資料作りにかかる。
昨夜、「明日の出発前に田んぼ回っておきたいんだけど、付き合いますか?」というので、資料を切り上げて早々と事務所前で待ったが、矢野さんはなかなか来ない。手持ち無沙汰に事務所周りを撮影してみる。
雨の中、早朝から矢野さんたちの田んぼに案内される。噂には聞いていたが、源泉掛け流しの温泉みたいに、水を流しっ放しの田んぼなのだった。イネはもともと湿地帯の植物で、その原生環境に近づければ手をかけずともしっかり育つのだという。
まずは手前にマコモダケが育つ田んぼがあり、既存の水路からの流入はそこから始まる。
大地の再生の打ち合わせで山梨県上野原市へ。明後日は静岡県浜松市で開催されるイベント「ラブファーマーズ」にゲスト講師で参加するので、薪割り道具や鍋などを持参。なので当然車。高松から上野原までは高速走行で約7時間30分の道のりだ。途中、打ち合わせが談合坂SA内で、という連絡が入る。
明日から大地の再生の打ち合わせと静岡のイベントに出かけねばならない。9/1の静岡のイベントでは45分の講演と1時間半のワークショップが予定されていて、講演のスライドはたいてい前回(@香川大学)のものをアレンジして再構成するのだが、2年前の「国営讃岐まんのう公園」での講演会で初めて図示構成した私の来歴「住んだ場所と野外活動遍歴」に加えて、今回は屋久島のアプローチから三省との出会い、そして「再生」というテーマに至る文化的・書籍的遍歴を図示してみたいと思った。
というのも、静岡浜松で行われる「ラブファーマーズ」というイベントは、アメリカ・カルフォルニア州の「エコファーム・カンファレンス」をモデルに生まれたものなのだ。これは当然カウンターカルチャーの流れを受けており、辿ればビートニクの文学運動にも行き着くに違いないのである。
ビート詩人の一人であるナナオ・サカキを初めて見たのは2000年に湯島聖堂で行われたポエトリー・リーディングの会場だった。ここで山尾三省やゲーリー・スナイダーにも出会ったわけだが、翌年東京西多摩のあきる野市で行われた野外イベントで、僕は偶然にもナナオと同じステージに立つことになる。もちろんナナオは自作詞の朗読。そして僕は、前の年に完成した紙芝居『むささびタマリン森のおはなし』を演じたのだった。
SONYのコンデジRX100がついに壊れ、撮影できなくなった。2012年の発売直後に購入した初期モデルで、使用7年になるわけだが・・・たびたび修理を重ねて、まあそろそろ限界か。もう1機のオリンパスTG-5は順調に動いているし、現在の取材旅はほとんどこれで撮影している。しかし、色の深みはRX100のほうが断然良いんだよなぁ。