先日、骨董市でゲットした茶托。質の良い肥松が使われている。肥松(こえまつ)とはアカマツやクロマツの老木の太い枝あるいは根元近くにできるヤニが染みた部位のことで、木目をいかして彫り物や器・お盆など伝統工芸の材料にも使われる。肥松の讃岐一刀彫も有名で、私は修学旅行のときこんぴらさんの土産物屋で福禄寿を買ったことがある。ずっしりとして耐水性があり、防虫効果も高い。昔は火持ちがするので、松明(たいまつ)にも使われたそうだ。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
先日、骨董市でゲットした茶托。質の良い肥松が使われている。肥松(こえまつ)とはアカマツやクロマツの老木の太い枝あるいは根元近くにできるヤニが染みた部位のことで、木目をいかして彫り物や器・お盆など伝統工芸の材料にも使われる。肥松の讃岐一刀彫も有名で、私は修学旅行のときこんぴらさんの土産物屋で福禄寿を買ったことがある。ずっしりとして耐水性があり、防虫効果も高い。昔は火持ちがするので、松明(たいまつ)にも使われたそうだ。