木材の人工乾燥と自然乾燥について


構造材というのは日本の住宅建築において非常に重要である。これの良し悪しで家の耐久性・耐用年数はまったくちがってくるといっても過言ではない。

天然乾燥材であること、太い材であること、緻密な材であること(年輪幅が広すぎてはダメ)が要求される。じゃあ、ツーバイ建築とか集成材はダメなの? と言われるかもしれないが、ツーバイ建築は日本の気候風土に合わない。合板の壁で構造を持たせる時点ですでにアウトだ。

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京都で能を観る


愛用の信三郎帆布バッグの肩ひもがほころびてしまい、修理を頼んでいたのだが、それができたので京都まで取りに行った。

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京都は群馬在住時代から、高松の行き帰りにずいぶん立ち寄っている。神社仏閣はもちろん町家建築からホンモノの伝統工芸やらシブい居酒屋もあるので、毎回楽しみで行く度に新しい出会いや発見がある。必ず立ち寄る店もいくつかある。

今回のもうひとつの目的は能楽を観ることだった。昨年、高松城址で「薪能」を見て能に魅せられた(こちら)。いずれ京都で、演目は「山姥」を観たいと思っていたら、ちょうど12月に観世音会館でその演目がある会があったので予約しておいた。全席自由で前売り4,000円である。

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