桐生に借りた家には畑と竹林がついている。借りた家に隣接しているわけではないが、歩いてすぐのところにある。藤岡のIさんが9日に軽トラを出してくれ、最後の大物である机や本棚などを運んだ。Iさんからいただいたキュウリやシロインゲンを桐生の畑に植えてみることにした。
畑は他の人が使用中で、収穫で空いたところから僕らが使わせていただくことになっている。まずは空いた場所に畝きりをする。黒い土で、旧アトリエの畑とはぜんぜん違う。石がまったくないのだ。
そして平らである。なぜならここは、元田んぼだったのだ。