いま、敷地の旧沢筋に小さな石垣を造っている。ここは荒れ地で夏はツル植物で薮になる。草の根を引き抜き、ツルハシで掘ると石だらけで大石小石がざくざく出てくる。動かない大石もあり・・・。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
いま、敷地の旧沢筋に小さな石垣を造っている。ここは荒れ地で夏はツル植物で薮になる。草の根を引き抜き、ツルハシで掘ると石だらけで大石小石がざくざく出てくる。動かない大石もあり・・・。

天端の裏込め石充填が終わる。石垣のおかげで下のスペースが驚くほど広くなった。家が一棟建てられるほどの敷地が生まれた。しかし若干の石と多量の土は残った。それで新たな畑を造成することもできよう。石垣とは「土を流さない」ための処理であると同時に、「新たな土地を造る」作業でもある。土と石を選り分け、それを工夫して積むことで、有用地を造成するというわけだ。

いよいよ石垣積みも最終段階。上になれば石が小さくなるとはいえ、1段ごとに裏込め石を入れねばならないので、相変わらずスローペース。とにかく、小石だって集まれば重いんです。
