いま、敷地の旧沢筋に小さな石垣を造っている。ここは荒れ地で夏はツル植物で薮になる。草の根を引き抜き、ツルハシで掘ると石だらけで大石小石がざくざく出てくる。動かない大石もあり・・・。
その石を集結して低い石垣を組む。ここに最初の石垣のときの残土を運んで、花を植えようかなと思っている。というか、最初の石垣のときの残土をどこかに運ばないといけないので、この石垣を思いついた。かさを立てて土を運ぶ場所をつくるのだ。動かない大石はそのまま石垣に組み込む。
石が小さいので裏込め石はたっぷり。石垣を造ることで石がここに集まり、この石垣の上に土が運ばれることで畑地が生まれる。小さな石垣一つで敷地は劇的に変わる。自分で石垣を造る喜びと感動はここにある。
麦が順調に育っている。一回目の麦踏みは済ませた。