囲炉裏の炉縁


囲炉裏部屋改装中。アイヌの囲炉裏も見たし、光太郎の囲炉裏も見た。東北では実際に誓われている囲炉裏も見てきた。もう迷いはない。一気に造ってしまうのだ。掘りごたつに穴は床下収納スペースとして残すことにした。囲炉裏はここではなく部屋の中央にもってくる。

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畑の風景/クラフト雑感


一昨日(18日)は桐生市の『文化会館と遊ぼう』というイベントに紙芝居ライブとクラフト講師で参加。かなりの数のお客さんでクラフトはごった返し、満足してもらった様子。タマリンのライブ動画をYouTubeに初アップしてみた。(こちら)。

森の素材はイレギュラーなところがいいのだな。直線や平面がないぶん、自分で材料を組み合わせるのにふだん使わない感性や知性を総動員する。それが楽しくなってくる。驚くのは、日常ではデジタルゲームにどっぷりの小学生たちが、このクラフトをやらせるとたちまちはまってしまい、びっくりするような創造的な作品をつくりあげてしまうことだ。多少のサンプルは出しておくのだが、それを真似する子はほとんどいない。

ただし、講師の誘導はとても大事だ。どうしてもできないところだけ、大人が代わってあげる。あとはできるだけ子供に任せる。

さて、今日は畑やら室内の掃除やら。ネギは順調に太くなり、奧ではyuiさんがアブラナのタネをぱらぱら。

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引き戸はいる


「鴨居(かもい)」を取り付ける。2枚の引き戸は解体現場から貰ってきたガラス戸なのだが、ぴたっと収まるように、鴨居の位置を正確に取り付けねばならない。これが、実に難しい作業なのだ。なぜなら前後左右上下、3次元の全部の座標軸がぴたっと合わないと、戸がはまらなかったり、動かなかったり、外れてしまったりするからだ。

まずは鉋がけである。この鴨居材はもともとこの壁を構成していた戸棚のもの。おそらく北米の原生林から伐り出した材であろう。年輪が密でまっすぐだ。

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引き戸のレール取り付け


囲炉裏部屋改装中。

引き戸のレールとりつけである。最初はコンクリートを全部欠いてその上に引き戸の予定だった(だれもが普通はそう考えるだろう)。でも構造上の制約から、コンクリートを半分残し、その内側に戸つけることにした。結果的に左右の補強柱を結ぶラインにレールがくる。

まずは土間の土を掘る。ここに木を据えてレールを打ち付けるわけだが、土の上にそのまま木を置くとふわふわするし腐りやすいので小石と砂に置き換えるのだ。

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