すっきり晴れたのでソバの収穫をやった。カマで刈り、縄で一握りづつ縛って2階の軒下にぶら下げて干す。ついでにコンニャクも掘り出してみた。このコンニャクは自然に生えてきたものだ。たぶんずっと前はここで栽培していて、子が残っていたものだと思う。
カテゴリー: 動植物
アサギマダラ
ちびカマ君を毎日使っていると灰がたまるので、朝それをかき出して袋にためておくのだが、ある程度たまったところで野菜たちに灰をまきにいく。有機農法を自称する人も鶏糞や米ぬかは使うけど、灰だけはなかなか使えない。ホームセンターに行けば売ってはいるけれど、鶏糞などよりずっと値段が高いからだ。
ツリフネソウ
いきなり無農薬、雑草との共存という自然農を目指した僕らであったが、さすがに失敗もある。イタルさんからもらったラッキョウ苗を植えたのはいいけれど、草取りをせずはびこってから刈ればいいや、と思っていたら、ラッキョウ苗の成長は遅い。気がつけば雑草に埋もれてしまい、かき分けて雑草刈りするうちにラッキョウの芽を切ってしまったりする。いつしか収集がつかず、畑はボウボウの雑草緑地と化してしまった。ラッキョウの緑はどこかに見えなくなってしまったのだった。
屋根直しの手伝い
朝7:30に集会所に集合して屋根の直しを手伝う。老朽化した分校跡の建物に雨漏りが目立ってきた。屋根は、この地区では珍しい瓦葺き。この地ではスギ皮葺きで石屋根が多く、現在は皆トタンにふき替えられている。石屋根は勾配が緩いが、瓦の場合はやや傾斜がある(でないと雨水の流れが悪く雨漏りしてしまう)。その瓦が割れているのを変えたり、ずれた瓦を直したり、瓦との隙間に漆喰を練って固定したりという作業をやる。
高所の作業なので、1階の柱に支点をとって命綱をつけ、雨樋の掃除などもする。区長さんも立ち会ってくれ、作業後は地元のおばさんが作ってくれたおにぎり、つけもの、冷汁。キュウリとタマネギを入れた冷えたみそ汁状のものにすりごまが混ざったもの。これを素麺にかけてごちそうになる。美味しかった。
その後一緒に作業したカナダ人のアダムがアトリエに遊びに来る。焚き火をしてビールで歓談していると昨日のニャンコが遊びにやって来た。
梅酒と柿渋
ミニトマトが大漁だった。ニンジンとオクラも収穫。午前中の畑仕事から戻ると喉からからだ。こんなとき冷たい沢水は最高にうまいが、そろそろ琥珀色に色づいてきた梅酒を思い出した。ワイングラスに氷を入れて1杯ひっかける。ん、甘みも程よく、なんといっても香りがすばらしい。