すっきり晴れたのでソバの収穫をやった。カマで刈り、縄で一握りづつ縛って2階の軒下にぶら下げて干す。ついでにコンニャクも掘り出してみた。このコンニャクは自然に生えてきたものだ。たぶんずっと前はここで栽培していて、子が残っていたものだと思う。
この季節になるとコンニャクの葉っぱが枯れてくる。その根元に狙いをつけてクワとスコップで掘る。意外に深いところにある。というか、最初の開墾でクワの破壊から逃れたものが出てきているわけだから。
イタルさんに聞いたところ、これを今のうちに掘り起こしておいて、天日でよく乾燥しておき、春に植えなおす。すると確実にイモを肥やすことができるという。3年ものがコンニャクとしての食べごろだ。
帰りに黒豆の枝豆と白インゲンを収穫して茹でて食べた。豆とかトウモロコシってもいだ瞬間からどんどん自己分解が始まって味が落ちるんだそうだ。「枝豆はお湯を沸かしてから採りにいけ」という格言まであるとか。ということは、この味は畑作者の特権なわけだね。
落ちたカキが熟れて発酵臭を放っている。それにキタテハがやって来ている。秋型なので羽の先が尖っている。庭に戻るとウラギンシジミのメスがやってきた。やはり羽の尖った秋型。夏の羽と、第二化の秋の羽の形がちがうチョウがいることを、相方は初めて知ったらしく感心している。
畑に移植したウドの花にハナムグリがたくさん来ている。渋柿がたくさん落ちているものの中からまだ硬いものを選んで干し柿を仕込んでみた。竹串で差してヒモと枝で吊るしてみた。ひさびさに写真いろいろアップ、ですね。