昨年2月にyuiさんが歌でレコーディングに参加した「虹が生まれ・・・」がYouTubeにアップされました。
カテゴリー: 音楽
イルマル バーデン・ジャズ組曲
2週間ほど関東へ旅をしてきた。前々から気になってきた茨城の石岡にある「ギター文化館」に寄った。古いクラシックギターが展示してあり、演奏会やワークショップも行なわれている。この日はちょうど参加型リサイタルがあり、いろんな方々の熱演とプロの大島直さんの演奏が聴けた(おまけに上演中、震度4の地震に遭遇した)。
ところでギター文化館のホール、ドーム型で木(スプルース)が張ってある。ものすごく音がいい。マイクなしで演者のブレスまではっきり聞こえる。驚いた。
個人的には後半で演じた方の曲目「バーデン・ジャズ組曲/シンプリシタス」が良かった。バーデンの曲かと思ったらJ・イルマル(チェコのギタリスト)作曲でバーデン・パウエルへのオマージュとして創られたそうだ。
ホテルでインターネットでさっそく調べてみた。イルマル『バーデン・ジャズ組曲』は3楽章構成で、特にボサノバの要素を含んだ1)シンプリシタスは人気が高いそうだ。イルジ・イルマルはチェコの作曲家で、プラハ音楽院ギター科の教授だそうだ。
あるクラシックファンのHPにこんな記述を見つけた(『イルマル/バーデン・ジャズ組曲:哀愁と情趣の職人技』)。
「ジャジーな雰囲気やボサノヴァ風な香りもあるが、ポピュラー音楽と決定的に違うのは、作曲家としての職人技が見られるところだ。ベースラインと旋律の予期的関係や構成の上手さ、リズムの生む意外性など、実は精緻に組み立てられている。ジョアン・ジルベルトやA.C.ジョビンも良いが、このバーデン・ジャズ組曲には、クラシックギター作品ならではの芸術的魅力があふれている」
さすがにYou Tubeにも演奏がたくさんアップされている。Dimitri Lavrentievのがいいと思った。
エミリー・レムラー
6/4の「ウェス・モンゴメリー♪」のところでも紹介した女性ジャズギタリストのエミリー・レムラー(Emily Remler)だが、YouTubeにギター教室風の映像が多数アップされていてとても解りやすい。というか、この人センスがいいしボッサのフィーリングもすばらしいものを持っている。

で、調べてみたら7枚のアルバムを出しているのだが、なんと1990年に32歳という若さで亡くなっていた。1957年生まれというから私の2歳年上ということになる。
キャナルシティ、浜省ライブ(その3/博多にて)
関門海峡は通行料100円。トラックに挟まれながら慌ただしく通過するという感じで「これから九州ヘ渡るのだ」というセンチメンタルな感情に浸っている暇もなく、あっという間に門司に上陸。今宵は博多にて浜田省吾のライブである。さて、それまでの時間つぶしだが、なんせ博多だからいろいろあるわけで、「キャナルシティ博多」に行ってみた。
六本木ヒルズなんかを設計したジョン・シャーディの建築で、建物や噴水なんかは面白かったが、そこかしこにイルミナティ的・悪魔的シンボルに満ちていてげんなりした(そういえば中にディズニーショップがあった)。同じく大阪の「なんばパークス」もジョン・シャーディだがこちらはエコロジーを基調としていて好感が持てたが・・・。

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九州で浜省なのだ♬
今日は高松をぶらぶら、美味しいラーメン屋さんに行き着いたんだけど、台風15号と土砂ダムのことが気になっていたし、YouTubeで「チェルノブイリ・ハート」を見ていたらアップする気も失せた。
9/4高松で小出 裕章(こいで・ひろあき)さんの講演会があった。お疲れなのかちょっとやつれた感じだったけど、講演は力の入った濃密なものだった。でも会場は冷房が効き過ぎたて寒くてまいった。港に近い最新のガラス建築で、フロアに出ると温室状態で暑い。これが小出さんの基調に流れるテーマと相反していて、面白いと言うか悲しいというか・・・。
