埼玉県神川町の「カタクリの花まつり2006」にSHIZUKUが呼ばれてタマリン紙芝居をやってきた。埼玉県とはいっても場所は鬼石町の隣の旧神泉村の一角。ゴルフ場敷地に近い飯盛山(別名:大神山)のすぐ下である。ステージから見上げるとその山頂の木々が見える正面。かつて僕も相方もこの山をモチーフにして個展作品をつくったことがある。縁を感じた。しかもステージの司会は近所の林業家Aさんの娘さんで、彼女とは僕らが主催した東京でのイベントで会っていたことがあるのだ。
カテゴリー: 建築行脚
表参道ヒルズ
用があって東京へ行くことになり、児玉駅にCopenを置いて電車で向かった。電車は缶ビールが飲めるから良いね。八高線の車窓からは里山風景の中に満開の梅が点在する。小川町で私鉄に乗り換えて都内からは地下鉄へ。
で、時間の空きに向かったのは表参道のアンドウ建築「表参道ヒルズ」。ずいぶん前から注目してたんだけど、中に入るとガラスとコンクリートの質感、電磁波とイリュージョンのような照明・音楽にグラグラと頭が痛くなってくる。表参道のケヤキ並木を生かすという触れ込みで、外観は建築高を押さえてあるのだが、中は6階に地下構造で掘り下げてある。そのメインの建築構造は、中央が細長い吹き抜けになっており、そこを螺旋状に回廊がまわっているというもの。でも、その螺旋は全体に表参道の傾斜にならってナナメッている。それがとても不安感を誘う。その周囲にブティックやレストランなんかが並んでいる。
古墳
藤岡市上落合の七輿山古墳をみにいった。かなり大きな前方後円墳で、サクラの名所に仕立てたらしく大木がずらっと並んでいる。風が強いんだろうな。頂上のツゲの木が高山帯の矮小木のようになっている。古墳の下部に頭のとれた石仏群がズラ~っと並んでいる。
碓氷社
心配のユズの木はなんとか大丈夫そうだ。毎日見回りにいって声をかけ、1日おきに水をたっぷり与えたし、雨も降ってくれたから。仕事のくぎりがついたのでさっそくお出かけ。まずは富岡。漆喰彫刻のある成田山不動堂、国の重要文化財の貫前神社、宮崎公園内にある旧茂木家、そして安中に移動して旧碓氷社をみる。
伊豆で長八をみて以来、鏝絵・漆喰彫刻が気になる。成田山不動堂は小さなお堂だが周囲の壁にくまなく漆喰彫刻が施されている。
棗にて
以前から目星をつけておいた高崎のギャラリーで6月に個展&紙芝居ライブをやることになった。来月はすでに3件の紙芝居ライブを依頼されている。8月にも個展が決まっているので忙しいのだが、これはもう縁なのだ。高崎のギャラリー棗(なつめ)は築130年の蔵を改装した日本茶専門の喫茶店である。群馬に引っ越して高崎に遊びに行ったとき、真っ先に目に入ったのが南銀座通りの石畳界隈で、渋い店が並ぶ中にひときわ目立つ建物だった。