土浦の雪


土浦で目が覚めてみると外は雪(!)。コペンは雪だるまのようになっており、すでに5cmは積もっている。あわてて出発。しかし、古河から埼玉に入ると雪は小止みとなり、群馬に近づくと振りは止んで雪もまったく積もっていない。

榛名もうっすらと見えて、安心する。そこで前橋の県庁の展望ホールで行なわれているY先生の奥様の写真展に遊びに行くことにする。1階では盆栽の展示があって思わず見てしまった。ご夫妻は僕らの来訪をたいそう喜んでくださり、遠慮しつつも階下のレストランでランチをごちそうになってしまう。その後、アトリエに無事帰還。

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ひたち野


水戸の常宿が満杯で、今回は駅南のTというビジネスホテルに泊まった。この宿も安い。しかも高速ネットがつながるので調べものに重宝する。が、周囲に飲み屋がないのがネックだナ。早朝、ホテルサービスの朝食(おにぎりと漬け物と味噌汁/無料)を食べ、取材先に向かった。

今回のイラストマップの場所は筑波周辺の市町村で全5カ所。そのひとつの真壁町に向かう。ここは知られざる古民家の宝庫で、登録有形文化財の建物が100棟以上ある。古くから商業の町で、母屋だけでなく、蔵、門のすばらしいものがある。そこを縦横に歩き回り、写真を撮りまくった。

その後、再び筑波山へ。コペンのカーナビを、加波山との鞍部を越えるルートにセットした。さて時間は昼。どこで食べようか・・・と探しながら進んでいくと、「合掌造りのレストラン」という小さな看板を相方が発見した。それに導かれたどり着いたのはレストラン「ひたち野」。 “ひたち野” の続きを読む


カーンの言葉、足利、館林


前夜、けっこう飲んだのだけど、ホテルのベッドで4時に目が覚めて『ルイス・カーンとはだれか』を読み続け、相方が目を覚ました頃にはついに読了してしまう。

「構造は光を与え、光が空間をつくる」

「街路はひとつのルーム(部屋・空間)である。合意された共同体のルームである。街路の性格は、交差点ごとに変わっていき、それはいくつものルームのつながりとみなしていいでしょう」(カーン1971年の講演から)

「都市とは、その通りを歩いているひとりの少年が、彼がいつの日かなりたいと思うものを感じ取れる場所でなくてはならない」(1973年)。

カーンの珠玉の言葉が、明け方の僕の脳幹に心地よく突き刺さる。

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大谷、再び足利へ


天気が良く暖かい。また栃木方面にお出かけ。前々から興味を持っていた大谷石の採掘跡を見にいく。大谷石は栃木県の宇都宮の近くにある大谷という町にある岩脈で、その石は軽く加工しやすく色も爽やかなクリーム色で、素材感がとても優しい。火災にも強い。水戸で生まれ育った僕は、この石には馴染みが深い。蔵の建築に使われていたり、大谷石の町の塀はそこかしこでみられたものである。

「大谷資料館」ではその石や採掘道具などををみられるだけでなく、採掘跡の地下壕に入れるのだった。すでに資料館に近づくにつて大谷石の岸壁がそこかしこにそそり立ち、露天掘りで採掘した跡もみられる。地下道からその採掘跡に入る。寒い。中の空間は驚くほど広い。だけど、かつて日原鍾乳洞で受けたような感銘はなかった。ここでアートの展示やイベントが行なわれているそうだが、僕は見たいとは思わない。ただし、大谷石が魅力的な建築素材であることには変わりない。

大正時代、フランク・ロイド・ライトが「帝国ホテル」の建築設計にこの大谷石を採用したことは有名だ。装飾過剰なライトの作風に、この大谷石の気品のあるナチュラルさは、多いに貢献したことだろう。ライトはこの大谷石に惚れ込み、設計・施行の過程でわくわくしながら完成を見守ったことだろう。

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足利、名草へ


栃木県の足利までドライブ。「足利学校」と「名草の巨石群」をみてきた。思っていたよりも感動が薄い。途中、ガチンコ・ラーメン道で知られた佐野ミノルからのれん分けしたという伊勢崎の「支那そばや」群馬店に行ってみた。店内はすでにトリガラ系のふくよかな匂いが充満している。出てきたラーメンはたしかに魔味のある個性的なもの。麺は博多麺のようなストレート。だけど塩っぱい。上州人の好みに合わせたのか? また行きたい店ではないかもな。

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