今年もスギタニルリシジミが飛び始める。トチノキを植樹とする早春のチョウだ。深い青色の表羽とややくすんだ灰色の裏羽が印象的で、飛び方はたどたどしく、一目見てそれとわかる。以前のブログにも書いたが、このチョウの植樹を解明したのは藤岡在住の布施さんという方で、その著書『群馬の蝶』には鬼石でこのチョウを追った記述があり、御荷鉾山産の標本が載っている。ひょっとしてその場所というのはここH集落だったのではないかと思えてくる。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
今年もスギタニルリシジミが飛び始める。トチノキを植樹とする早春のチョウだ。深い青色の表羽とややくすんだ灰色の裏羽が印象的で、飛び方はたどたどしく、一目見てそれとわかる。以前のブログにも書いたが、このチョウの植樹を解明したのは藤岡在住の布施さんという方で、その著書『群馬の蝶』には鬼石でこのチョウを追った記述があり、御荷鉾山産の標本が載っている。ひょっとしてその場所というのはここH集落だったのではないかと思えてくる。

山梨~鎌倉~東京の旅からアトリエに戻ると、梅の花がほころび、イワツツジが咲き始めている。ウスバシロチョウの食草、ムラサキケマンの花が咲き始めた。ネットで幼虫の形を確かめ、敷地内の食草を探してみるとさっそく見つかった。これが成虫になって飛び始めるのはあと1ヶ月後、その頃はクリンソウが開花するだろう。

ひさびさに畑に出てネギの分けつ植え替えをやる。昨年イタルさんに貰って植えたネギは箸~鉛筆ほどの太さだったが、その成長をみながら引っこ抜いては1年間食べ続けた。そのネギはいま多いものは5つほどに株が増えている。土のちからは偉大だ。小指ほどの太さしかなく、白い部分も少ない。しかし、土からぬきたてのものをいつでも食べられる嬉しさは格別だ。

ワサビの花が咲き始めた。今年は早いような気がする。アトリエ敷地はH集落の場所の古来から呼び名で「樋口」と呼ばれている。畑の脇に流れる沢の斜面から水がにじみ出している場所があり、野生のワサビが自生している。またアトリエの水道のオーバーフローから導かれる排水路には以前植えられたと思われるワサビが何株かあって、たまに引っこ抜いて擂って食べたりしている。

ようやくイラストマップのラフが終わったので、今日はいよいよジャガイモ植え。まずは堆肥をフルイで振るって分解できていない小枝とか石やゴミをよりわけ、土嚢袋に入れて背負子で運び、畑にまく。畑は昨年秋に豆を収穫してからそのまま放置してあり、菜の花や様々な雑草が出始めているが、僕らはこれを耕さず、除草もジャガイモを植えるところだけ、という徹底自然農で行くことにする。畑の畝のくぼみに堆肥をまいておき、ジャガイモの種芋を土中におさめるときに、手で堆肥をつまんで周囲の土と一緒に埋め戻す。それだけ。種イモは半分に切って切り口に木灰をまぶしておく。

