マツ枯れ研究異説
このところ、時間をみては森林関係の図書を読んでいる。特に興味深いのは土壌生物の研究者、小川眞(おがわ・まこと)氏の『森とカビ・キノコ』(築地書館 2009.8)である。
小川氏は過去に森林総合研究所(略して「森林総研」以下)にいたことがある。森林総研は林野庁の外郭団体である。マツ枯れの原因は虫(マツノマダラカミキリ+マツノザイセンチュウ)であるとして薬散布を続ける論理構築をしてきた。しかし、小川氏は異説を唱えていたのだ。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
このところ、時間をみては森林関係の図書を読んでいる。特に興味深いのは土壌生物の研究者、小川眞(おがわ・まこと)氏の『森とカビ・キノコ』(築地書館 2009.8)である。
小川氏は過去に森林総合研究所(略して「森林総研」以下)にいたことがある。森林総研は林野庁の外郭団体である。マツ枯れの原因は虫(マツノマダラカミキリ+マツノザイセンチュウ)であるとして薬散布を続ける論理構築をしてきた。しかし、小川氏は異説を唱えていたのだ。
阿蘇の山麓にある高森町の「阿蘇フォークスクール」で夕刻から私の講演が始まる。それまでの時間、虎丸さんとそのお仲間に「森の遊園地」の敷地を案内してもらう。
熊本へ向かう道すがら、柳川へ立ち寄る。こぬか雨のなか、お堀端の柳がすでに新芽をつけている。なんともいい風情。
老舗の「若松屋」で鰻のせいろ蒸しを食べる。ふうむ、実に久しぶりに食べたけど、これはこれでなかなか旨いものだ。
持倉区長さんの葬儀から9日後、持倉を訪ねた。
奥様もだいぶ落ち着かれたとのことだが、風邪をひいてしまったという。辞そうかと思ったが「さあ、上がってください」と強く勧めるのでお邪魔することに。
葬儀のときの様子などをお話くださった。ダイコンのお漬け物、コサインゲンの甘煮をいただきながら。
“コサインゲンの甘煮/集落支援員in持倉(10)” の続きを読む