東京に長らく暮らしていたのに、なぜか行けなかった最も行きたい店の一つ、目黒の「とんき」。とんかつの名店である。
カテゴリー: 旅
旅の蕎麦/東京・茨城・京都・篠山編
高松のうどんはたしかに美味い。しかも安い。だが北関東出身の私としては、ときどき猛烈に蕎麦が食いたくなる。西の蕎麦は不味い。うどんの薄色のつゆに浮かんだ蕎麦を見ると、それに香りの薄いネギを味わうと悲しくなる。で、今回の旅では東の蕎麦だ。それもこましゃくれた店のやつじゃなくて、ジャンクな立ち食い蕎麦でよいのだ。
“都内最強の立ち食い蕎麦”とウワサされる水道橋の「とんがらし」。
揚げたての天ぷらが名物らしいが、私は蕎麦が目的なので玉ねぎ天に卵。ああシャキシャキの辛いネギ。真っ黒い汁。ああ、これこれ。
奈良は美味い
せっかくなので奈良に寄ってみた。久しぶりの東大寺。南大門に運慶・快慶の傑作、仁王像。この2体をわずか60日で創り上げたという。「おまーらこの彫刻がどんなにすげえモンなのか解ってんのかあ!」と修学旅行生に怒鳴りたい衝動を押さえつつ、オヤヂは行く(笑)。
明石ふなまち
取材(静岡と埼玉)と実家(茨城)へ帰省を兼ねて2週間の旅をしてきた。例によって取材内容は結実した作品で見てもらうことにして、本ブログでは食に関するネタを中心に書くことにする。
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中古購入価格17万円の古い軽バンでの移動ゆえ、高速道路はよほどのことがないかぎり不可(スピードが出ないので他の車に迷惑をかけるため)。なので高松港からフェリーで行きます。この海上の旅がまたいいんです。
で、最初の食は「明石焼」です。実はyuiさんが「たこ焼き&明石焼」大好きなのであります。いや、私も好きで山暮らしのときもけっこう作りましたな(こちら)w。
で、旅の途上で明石を通過するときは必ず食べにいく。当地では「明石焼」とは呼ばず「玉子焼」という。何軒か商店街の店を食べ歩いたが今回は新規開拓というわけで、最近評判の悪い「食べログ」で明石焼No.1の店「ふなまち」へ行ってみた(iPhoneで調べた)。
藤森三玲とか牡蠣のお好み焼きとか
私の写真ばかりではご不満の方もあろうかと思うのでyuiさんの写真もアップ。場所は京都。重森三玲(しげもり・みれい)邸庭園です(2011.12.18)。
重森は昭和期を代表する作庭家である。前々から行きたいと思っていたのだ。予約制でめんどくさい見学施設なのだここは。でも学芸員さん(お身内の方かも?)は突っ込んだ質問に丁寧に答えてくれて、大変得るところがあった。