長尾寺は琴平電鉄長尾線の終点「長尾駅」から歩いてすぐ。高松の隣、さぬき市にある。87番なので、すなわち結願の札所「88番大窪寺」の一つ手前の寺、歩き遍路にとってゴール目前の寺ということになる。
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81番、白峯寺/神谷神社
81番札所「白峯寺」へ。
これは「納め札」といって、四国遍路グッズとして欠かせないものだ。この紙に日付と所在・名前を書いて、本堂と大師堂に納めるのである。お大師さんに自分の素性と願い事を伝えるため、というのだが、私は神仏に願い事をするのは好きじゃないので、「願意」は空欄にしている。
1番、霊山寺
竜ヶ岳名水・イイギリの赤い実
徳島の山奥にある「松尾川温泉」の噂を聞きつけて、昨年の冬に行った。源泉25℃を薪火で加温の源泉かけ流し。たしかにすばらしい湯質で、火山系温泉のない四国ではトップレベルかも? が、その日は湯船が小さいところに人がたくさんいて落ち着かなかった。で、ウィークデーに再び行ってみる。
ところが、たまたま入室がかぶってしまった爺さんグループが、脱衣所で、風呂場で、大声でしゃべりまくる。それが延々と続くのでげんなりした。
こんなことは他の温泉で何度か経験している。一度は学生のグループに山口の有名な温泉でこれをやられたことがある。たわいもないバカ話を大声でずーっと聞かされたのだ~。
地元のお爺さんと湯船で穏やかに会話を交わすのはいいものだが、私は基本的にウルサいのは嫌い。落ち着かないので早々と駐車場に戻り、荷物を整理していると、老人が話しかけてきた。この奥に名水があり、何年も前から汲みに通っているという。
行って見ることにした。
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これが、なかなかたどり着かず、思ったよりかなり奥にある。それも断崖絶壁で、舗装はしてあるが所々ガードレールが切れるような道なのだ。途中から雪が多くなり、そして角ばった落石が多い。
ようやくたどり着く。
熊野、お気に入りの温泉と喫茶店
熊野には深い森と渓谷だけでなく、優れたホンモノの温泉がたくさんある。熊野古道を苦労して歩いた、ときの貴族たちも、これらの温泉が大きな目的のひとつだったのではないだろうか。
湯ノ口温泉は山道の奥にぽつんと建つ。たどり着くのが大変だけれどもそれだけの価値はある。本宮周辺の観光客の喧噪もなく、十津川温泉の地元民に気兼ねするような気遣いも無し。湯質・湯量ともすばらしい。もちろん加温なしの掛け流し♬