アトリエの近所のバス停から路線バスの始発で高松駅へ。ジョルダンで調べた通り7:48発で長野へ向かう。まずはマリンライナーで瀬戸大橋を渡る。しかし、今年はすでに何回この橋を渡ったかな・・・。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
アトリエの近所のバス停から路線バスの始発で高松駅へ。ジョルダンで調べた通り7:48発で長野へ向かう。まずはマリンライナーで瀬戸大橋を渡る。しかし、今年はすでに何回この橋を渡ったかな・・・。

『現代農業』連載のイラストを仕上げて編集部に送った。すでに深夜であった。ところがその直後、矢野さんから原稿チェックの直しが入った。プリントアウトされた原稿に鉛筆書きで直しを入れたそれを、スマホで撮った(と思われる)ものがメールで送られてきたのである。
それは鉛筆が薄かったりして判別できない文字が多々あるので、今朝、電話で直接確認し、その内容を多少アレンジして修正を入れ、また編集部に送ったのだが、その電話の中で明日の会議に来てほしいというお誘い。長野の八ヶ岳山麓で定期的に開かれている「大地の再生」の理事会で、メンバーとマニュアル作りを詰めたいというのである。
その後、東京・仙台の現場にも同行してほしいという。八ヶ岳往復なら車で行くか・・・と考えていたが、東京・仙台となればムリ。頼みのアプリ「ジョルダン」で時間と乗り継ぎ調べる。四国からだと名古屋経由で行くみたいだ。しかし652km、約6時間の旅かぁ〜。

今日は名古屋で大地の再生関係の会議に出る。昨夜はフリーだったので赤羽の定宿でシャワーを浴びて街に繰り出したところ、しばらくして矢野さんから電話が入り、現場が遅れて台風の前に仕上げたいので名古屋の会議には出ず、仙台に残るという。そして、
「伝えてもらいたいことや渡したい資料があるので、これから新幹線で東京へ行きます」
というのだ(!)。急遽上野駅へ向かい、改札で矢野さんの到着を待ち、構内のカフェで打ち合わせ。仙台の現場の状況説明から明日のマニュアルのプレゼンに対する意向まで1時間半ほど。矢野さんは満足した様子で、最終の仙台行きで帰っていった。
暗いうちに起き出して近所のコンビニで資料のコピーをとり、新幹線に乗る。朝食は駅弁。崎陽軒のスタンドを見つけて人気の「横濱チャーハン」。

桂旅館という大きなアパート風の宿、中には職人さんたちがびっしりで、朝から大きな食堂で自分でご飯をよそって食べる。オカズが満載の上に、自家製のお米が食べ放題だそうで、朝から満腹になる。北関東〜東北にはこのような職人さんご用達の宿が多い。私も若い頃、肉体労働のアルバイトで渡り歩いていたとき世話になったものだ。

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仙台は大きな現場だった。午後からの工程会議に参加し、その後夕刻まで敷地を見た。小高い丘の住宅地の中にある雑木林を造成して、施設と周囲の外構・庭を整備する仕事だった。本来の矢野さんの手法では元の植生を最大限に活かしてやるところが、法律的な問題で造成工事を行わねばならない。そこで樹木は根切りして、移植できるように仮置きしてある。
