朝の八ヶ岳行き、高松家と半空


『現代農業』連載のイラストを仕上げて編集部に送った。すでに深夜であった。ところがその直後、矢野さんから原稿チェックの直しが入った。プリントアウトされた原稿に鉛筆書きで直しを入れたそれを、スマホで撮った(と思われる)ものがメールで送られてきたのである。

それは鉛筆が薄かったりして判別できない文字が多々あるので、今朝、電話で直接確認し、その内容を多少アレンジして修正を入れ、また編集部に送ったのだが、その電話の中で明日の会議に来てほしいというお誘い。長野の八ヶ岳山麓で定期的に開かれている「大地の再生」の理事会で、メンバーとマニュアル作りを詰めたいというのである。

その後、東京・仙台の現場にも同行してほしいという。八ヶ岳往復なら車で行くか・・・と考えていたが、東京・仙台となればムリ。頼みのアプリ「ジョルダン」で時間と乗り継ぎ調べる。四国からだと名古屋経由で行くみたいだ。しかし652km、約6時間の旅かぁ〜。

すっかり返し遅れていた県立図書館の本を返しに行き、昼食は家系の「高松家」へ行ってみた。前から気になっていたのだが、なかなか行く機会がなかった。【家系総本山】吉村家直系の横浜家系ラーメン店で、全国に残る8店舗のうち四国唯一の店。うどん激戦区の高松にあってラーメン屋を商売として続けるのは容易ではないと思われるが、ここはかなり長い。

真紅のテーブルは家系独特のもの。ショウガ、タマネギチップ、ニンニクすりおろし・・という独特の構成。

麺のかたさや脂、濃いめなどは口頭で調整できるようだ。とりあえず「麺かため」で。家系なので当然ライスを頼む。デフォルトでほうれん草と海苔、獣臭のスープと、これは家系の鉄板です。

麺は「酒井製麺」の箱が見えた。本部と同じく直送されているようだ。スープは普通でもかなりアブラー。残念なのはホウレンソウがしょぼかったのとチャーシューがハムのような感じで好みではなかった。

ネギが別売でまったく乗っていない。食味はぶりぶりの太麺とスープ感が「二郎」を思わせるものだった。二郎が恋しくなったとき擬似二郎を楽しむにいいかもしれない(モヤシや茹でキャベツの有料トッピングがある)。

夜はお付き合いでカラオケへ。明日が出張なので早めに切り上げたものの、せっかくだからカフェバー「半空」に寄ってみた。

酔い覚ましに濃いコーヒーを飲んで、タクシーで帰る。

「お久しぶりですね!」とマスターに声をかけられる。いつも一緒だったパートナーが亡くなったことは、おそらくブログ経由で知っている。が、この時間になぜコーヒーなどを?・・・と訝っていたのかもしれない。

明日は八ヶ岳だからね。


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