今回の煙突はとりあえず2階の室内に立てることにした。この古民家は養蚕のために造られたもので2階の天井は高く大空間になっていて煙り抜きのすき間がある。もともと囲炉裏で燻すのを前提に造られているのだ。囲炉裏の上部、前住者が化粧合板で塞いでいた天井をナタとノコギリで切り取り剥がすと、井桁の煙り抜きが現れた。美しい端正な大工の仕事に感嘆しつつ、僕らは2階に上がってそれを取り去り、トタンをはめ込んで煙突を設置する。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
今回の煙突はとりあえず2階の室内に立てることにした。この古民家は養蚕のために造られたもので2階の天井は高く大空間になっていて煙り抜きのすき間がある。もともと囲炉裏で燻すのを前提に造られているのだ。囲炉裏の上部、前住者が化粧合板で塞いでいた天井をナタとノコギリで切り取り剥がすと、井桁の煙り抜きが現れた。美しい端正な大工の仕事に感嘆しつつ、僕らは2階に上がってそれを取り去り、トタンをはめ込んで煙突を設置する。

昨年の2月、友人から薪ストーブが届けられた。それは長野の職業訓練校の生徒の作品だという。本体からにゅっと出た足が日本画の虎みたいで可愛いので、僕らはこの薪ストーブを「トラちゃん」と命名した。が、その重さはなんと80kgもあり、アトリエまで担ぎ上げるのは大変だった。


先日、わがアトリエ敷地の御神木、大カシの枝を切った。その枝を処理する。といっても捨てるとか燃やしてしまうわけじゃなく、もちろん全部薪にするのである。薪ストーブには細い枝など焚き付けにしかならないが、囲炉裏には細枝は便利なものである。大枝はチェーンソーで、中枝はノコギリで、小枝はナタでさばいていく。もちろん葉っぱは堆肥に積む。

まずは今日の『毎日新聞』全国版記事をごらん下さい。

筑波山の森林再生、霞ヶ浦の水質浄化を目指す広葉樹植林。約200人の市民が2000本の植林(一人あたり10本)。すばらしい活動のように思えるが、その面積は400平方メートル、すなわち0.04ha=120坪=0.4反。1haの1/25の面積。よくよく計算してみると、たったの20m四方という区画である。
秋は伐採。というわけで梅の枝を処理。こいつはチクチクとして扱いにくい。生木だというのにノコが食い込んでいく。ナタで小枝をさばき、長さを揃えてヒモで縛って薪場に積む。
次に石垣天端立つシラカシの枝伐りといく。YKが伐り手を志願したので僕は下で指示を出したりロープで伐採枝を引っ張ったりする。なにしろ石垣自体が3m以上あり、そこから生えている太い幹をさらに4~5m登る。ザイルでもやい結びをし、スリングで支点をとってカラビナをかけての作業だ。
