クワの実、昔の話を聴く


イノシシが気になり、早朝から見回り。またジャガイモが2カ所掘られている。しかし派手な掘り方ではなく、しかも食べ残しが今回は2個転がっている。変な奴である。いま畑のジャガイモは一株に何個くらい、どのようなサイズで付いているのか調べようと、大きめの株を選んで初のジャガイモ掘りをやってみた。大きいのは2個、あとはまだ小さな小イモ状態だった。最初にし尿を捨てた穴の近くに春先、菜の花が出てきたので興味深く見守っていた。それは周囲の菜の花よりも濃い緑色をして、かなり大きく育っていった。種を結び、いま倒れかかっているその株に、アブラムシやカメムシなどがびっしりと付いている。窒素分の多い肥料を施すと「濃い緑色」になり「虫害を呼ぶ」というのを目の当たりにした思いだった。

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足跡、木工への道


昨年、こちらに引っ越して間もなく、ニンニクを植えた。植えたといってもスーパーで買った料理用のニンニク(中国産)が使い切れず芽を出してしまったので、それを何個か敷地の平らなところに植えてみたのである。その小さなたよりない球根はやがて地中から芽を出し、雪の多かった今年の冬を乗り越え、枯れることなく成長し続けた。そして少し掘って確かめてみると株が膨らんでいる。葉っぱが枯れ始めたので、収穫してみることにした。小さいが結球していて、土から掘り上げるとプンとニンニク特有の香りがした。油で揚げたりチンゲンサイと炒めて食べた。いい味だった。このニンニク、肥料は薪ストーブの木灰だけ。草取りの手入れはしたけどもちろん無農薬。

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切り返し


朝、Y先生が差し入れ持参で来訪。前日、超メジャーな週刊誌からの取材があって、畑なんかで撮影もしたとか・・・。この方の業績は再び光が当てられてよい。先月、入院前に熊谷の自衛隊基地で500人規模の講演会をこなしたY先生である。

「あのさ、『面白い男が上に住んでるから取材するといいよ』って、記者にオオウチさんのこと話したんだよ」Y先生いつもの満面の笑みを浮かべる。で、記者さんアトリエまで上がって来たらしいのだがちょうど留守にしていた(高崎に行ってた)。「また来るって言ってたよ」
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自然農の真実2


徹夜明けで10時頃に仕事が完成。朝食兼昼食に、畑のチンゲンザイの間引き菜(手のサイズよりちょっと大きいくらい)を炒めて食べてみる。いままで蒔いた種でチンゲンサイはなぜか成長がいちばんいい。植えたのは4月下旬だった。味はというと、あまり美味しくない。昨年Y先生に貰ったものに比べて、甘みが感じられないのだった。植えた場所は、畑敷地の中ではけっこう柔らかい土の場所だった。他の場所ではトウグワが跳ね返り、先が曲がってしまうほど地面が硬いところがあって、そんな場所でもシュンギクなどは(成長は遅いけれど)それなりに美味しいものができている。

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自然農の真実


朝、イタルさんが来てまたミニトマトの苗をくれるという。畑について行ってクワを借り自分で掘った。採りきれなかった実が地面に落ちて自然に発芽したものだというが、苗木は昨日のよりやや大きい。石垣の角に植えて下に這わせるといいという。ナルホド。そういえばエンドウマメの「石垣植え」という荒技もあって、石垣の隙間の土の部分に種を植えてしまうのだ。石垣は暖かいので成長がいいとか。トマト苗は買うと高いし、買う時期を逃した感があって本数が少なかったので助かった。完熟のミニトマト、楽しみである。

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