アーティゾン美術館へ


9時過ぎにホテルを出て浅草橋駅まで歩く。この界隈はイラストレーターになりたての頃、デザイン会社や凸版アイデアセンターに行き来していた時期があるので懐かしい。私にとって修行中の疾風怒濤の時代であった。

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「彼女」、筑波山、家系


18日から3日間、京都で「大地の再生プレライセンス講座」が始まる。これには企画段階から参加していたので、撮影・取材スタッフとして全面協力することになっている。それでコンデジRX100M7を新調した次第なのであるが、この講座のレジメや配布資料を作るに当たり、矢野さんの原稿が例によってなかなか出て来ない。

ふと思い立った。16日は前々からぜひ見たいと思っていた茨城の「しもだて美術館」展覧会最終日、これに間に合わせ、翌午前中は千葉の台風被害を(とくに山林の被害状況を)見に行く。そして矢野さんの事務所のある上野原で付き合わせしてレジメ・配布資料を作ってしまう。

というわけで前日深夜にアトリエを出、途中SAで仮眠を繰り返しながら、なんとか閉館の2時間前に美術館に着いた。漫画家・イラストレーター江口寿史の「彼女」展。この展覧会、ツイッターで評判を追っていたのだが、とにかく絵がすこぶる良い!

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鳴門の渦潮+大塚国際美術館


雨上がりの連休中、鳴門の渦潮見学に行ってきた。船乗り場は人でごった返していた。水中観潮船を予約しておいた。手前は大型の観潮船。私たちが乗ったのは後ろに浮かんでいる小型船。

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倉敷周遊


山陽本線、兵庫から岡山にかけて、車窓からみる山林。この辺りは雨が少なく(だから溜め池がとても多い)火山性の岩山なのでスギ・ヒノキ人工林は少なく(育ちが悪いので植えなかった)雑木林になっている。一昔前はマツ山だったものがマツ枯れで雑木林に自然に転換したものだろう。

ヤマザクラが咲いている。このような自然林は樹種や樹勢が多様で、競争しながら枯れるものは枯れ、大きくなる木は大きくなる。だからスギ・ヒノキ人工林のような間伐の必要はない。

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倉敷の美観地区へ。久しぶりに大原美術館。3.11以降なんだかアートに感動できなくなっている。とくに日本の現代美術にはウゲェ・・となったw。工芸東洋館の棟方志功の木版画や濱田庄司の陶芸が良かった。

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