高山祭りは4つのメインがある。各屋台蔵から屋台を引き出して、道々に展示する
「屋台引き揃え」
屋台の中にからくり人形が備わったものが3台あり、それをお旅所前で行なう
「からくり奉納」
神輿や雅楽隊、かみしも姿で総勢数百名が町を練り歩く
「御巡幸」
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
高山祭りは4つのメインがある。各屋台蔵から屋台を引き出して、道々に展示する
「屋台引き揃え」
屋台の中にからくり人形が備わったものが3台あり、それをお旅所前で行なう
「からくり奉納」
神輿や雅楽隊、かみしも姿で総勢数百名が町を練り歩く
「御巡幸」
日本三大祭りの一つ、岐阜県高山市の「高山祭り」。祭りは春と秋の2回あるのだが、20万人の人出があるといい、にわかに行こうとすると市内の宿は満杯でとれない。
13日の昼頃アトリエを出て、ぶどう峠から長野入りし、清里回りで諏訪へ抜ける。ああ温泉バンザイ! 下諏訪温泉外湯で入浴。値段は220円。
安房トンネルを抜け高山に入ったのは夕刻。が、雨が降り出し雷まで鳴り始める。市内で食事をして一つ先の駅の駐車場でコペン泊。
明け方、雨は小降りとなる。空の雲は動いており、カーラジオの天気予報は「午後から回復」。だが小雨がちらほら。ちょっとでも雨が降っていたら屋台は出ないと聞いていた。
「東横イン」は無料で朝飯がつく。ロビーでおにぎり、漬け物、味噌汁、コーヒーがセルフ形式で食べれる。安旅行には1食分お金が浮くのはありがたい。が、名古屋の喫茶店のモーニングを食べてみたくて途中で喫茶店にも入ってみる。
朝食後、早々に世界遺産の「白川郷」へ向かった。最も大きな合掌造り民家「神田家」に見学に入った。白川郷の建物は養蚕農家の構造だが、地下では火薬の原料を製造していたという。それがまたこの建築を巨大なものにしていたのだ。原料は屎尿と植物、微生物の分解によって火薬原料の硝酸を抽出する、その過程で蚕糞も使うという高度な秘密があった。この事実はようやく公にされ調査研究が始まったばかりである。
“2日目/白川郷~古川~高山~名古屋~伊勢」” の続きを読む