The Message from Water


SHIZUKU、今年は5月10日(土)に神奈川県の「つるま自然の森」という所で約2時間の野外コンサートの予定が入っています。その前に群馬県内で小さなライブができたらな、と思っています。

昨日、ようやく仕事が落ち着いたので、実家のお寺へ。亡き父のお墓に参ったのですが、ここのお寺は新年に檀家方々を集めて読経をしてくださるのです。そこの講話で思わぬ出会いがありました。配られた資料がこれ。

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町なかでこそ井戸の水


「井戸の水」という昔の京都住まいのおばあさんのエッセイから。

それは、神輿洗いの日のことやった。十日夜、祇園さんをお出ましになった裸神輿さんは、四条の大橋が神事を済まして、またお戻りになる。そのとき、お神輿さんに続いて、大きいお松明(たいまつ)も通ったので、四条通には、燃え尽きたから消しがいっぱい落ちていた。わたしらは、それを拾いに行って、だいじに持って帰り、井戸の上に水引をかけて、吊るしたものである。それは、井戸の水に虫がわかんまじないやったっそうな。~中略~

近ごろ、井戸水が使えるおうちは、だんだんと少のうなってきた。近くにビルが建つと、水脈が断たれるためか、それとも、ビルが地下水を冷房用などに汲み上げてしまうのんか、とにかく、井戸はかれた。そして、ポンプの管を打ち込んでも、水は出んようになってしもうた。

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町中囲炉裏自然農計画どうよ


アトリエ長期計画では今日は餅つきの予定だったのだが、コンニャク製作の後片付け(ビニールに小分けして冷凍してみることにした)や料理などをしているうちに時間が過ぎる。室内全体が片付かないうちから次々に新たなことを始めるので、餅つきの前にもやるべきことがいっぱいなのだった。

そのうち藤岡のIさんが遊びに来た。Iさんは農業人で、この辺りに落ち葉を集めに来たのだった。ちょうど肉団子入りの鍋物を仕込んでいたので食べてもらうことにする。
「旨いですね! 本当に味付けしないでこのままが美味しいや」
「ウチの野菜は小さいけど、甘くて深いでしょ」
「うん。でもね、お客さんって残念ながら野菜を、味でみないんですよね」
ようするに見てくれで選ぶわけだね。

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洗剤はいらない


集落の道普請というか、草刈りの集まりの日だった。元、小学校の分校の建物周りを整備する。草刈りも大切なのだけど、いちばん大切なのは、雨水・排水の水まわりですね。校舎の背後の石垣の下から水が吹き出している。長老のイタルさんがその排水路を黙々と掃除している。水の流れを滞らせない。これが傾斜地の山村において、敷地・建物と長らく付合う要(かなめ)なのですね。

石垣も、畑も、家周りも、この水周りをまず整備する、これが絶対なのです。水はおとなしいときは優しい友なんだけれども、敵にまわすとそれは恐ろしい。ちょっと水路を掘ってやるだけで、ずいぶん建物への被害を回避できるんだよね。

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水と野菜


花粉症の次は・・・西日本で水不足。人工的に雨を降らせる実験を、などど昼のニュースでやっている。一方で集中豪雨の土砂災害。昨年大被害をおこした三重県の宮川村では、避難勧告を早めに出すにはどうしたらいいか、なんて反省をテレビで流していた。なんとも悲しい対処療法だな。花粉症も水不足も、土砂崩れも、根本治療には「森」に目を向けなきゃいけないんだけど。

連載原稿の仕事でネットで調べもの。でも無肥料の農業サイトとかを読んだりして夜更かし。農の世界もおんなじだ。根本治療しなけりゃいつまでたっても堂々巡りだよね。以前に資料を送ってもらったNatural Harmony 河名秀郎さんの

身体にいい伝統食

時代が求める本物の食をあなたに(リンク切れ)

この『身体にいい伝統食』ページの中で、野菜を使って天然酵母をおこし、料理に応用する話がおもしろかった。

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