私の林業木造文化再生プラン


流れとしては。

1)四万十式作業道開設(4~5t・バケット0.25㎥のバックホーをリース)※

2)鋸谷式間伐の密度管理で間伐材を伐採(密度管理竿とチェーンソー)

3)作業道をフォワーダ(キャタピラ式の林内作業車)で幹線まで搬出※

4)幹線から軽トラもしくは2~4tトラックで搬出→小さな土場と工房で管理

5)簡易製材機で製材(移動式製材機 MIS-8000【石原式改良型】)

6)低温乾燥装置「愛工房」で木材乾燥

8)木材と漆喰を基調とした在来工法を中心に新築設計・施工

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7/25福井講演YouTubeアップ


先日の福井講演をYouTubeにアップしました。yuiさんにデジカメ「LUMIX FZ38」で動画を撮ってもらい、私自らiMovieで講演の写真・イラストを挿入しながら編集したものです。

今回は林野関係ではなく土木(砂防)系から講演依頼が来たわけですが、いま山を語る上で「山林」と「土木」と「野生動物」は一体として考えなければならないと思う。そういう意味で、今回の講演は一つのエポックになったと自負しています。

1時間半の講演を8分割してアップしています。林野以外の人たちの気づきを期待しています。どんどん拡散して下さい。


福井講演旅(その3前半/講演当日)


さて講演当日。ホテルで早起きして資料のチェック。私はパワーポイントではなくiPhotoのスライド機能を使う。資料が足りないと思ったら過去の写真やイラストを引っ張り出してフォトショップで合成し、iPhotoのアルバムに挿入すればよい。

会場は駅前のAOSSA最上階にある県民ホール。2番手の私は持ち時間1時間というメインの基調講演。

今回は「里山砂防」における道づくりがテーマで、福井県土木部という林野とは違った媒体からの要請であった。四万十式作業道の工法に感銘されたとのことで、道づくりだけでなく、砂防と森林について様々な観点から話してほしいとのことだった。

たとえば再生の基本となる日本の気候風土と森林の関係や、樹種における砂防上の特質、私の経験から里山資源の利用法など、話すことはいくらでもあるのだが、前半に日本の自然と里山の話を30分、後半に四万十式作業道のことを30分と話した。四万十式を理解するには、前提となる日本の森への理解が不可欠だからである。

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四万十式林道、朝日新聞掲載


四万十式作業道が新聞に出た。紙面は見ていないのだが1月4日の朝日新聞(関西版)にかなり大きな記事として(なんと朝刊1面トップ!)紹介されたようだ。

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田邊さんグリーン賞授賞式


四万十式作業道の田邊さんが林野庁林政記者クラブ「グリーン賞」を受賞された。

四万十式道づくりの田邊氏に今年度グリーン賞

林野庁林政記者クラブ(加盟8社)は、49回目となる今年度(平成20年度)グリーン賞(林政記者クラブ賞)を、低コストで耐久性の高い四万十式道づくり(「林政ニュース」第302~307号参照)の開発と普及で実績をあげている田邊由喜男氏(高知県四万十町林業政策監、51歳)に贈ることを決めた。

10月15日午後4時から、東京都千代田区の商工会館で表彰式を行う。グリーン賞は、林材業界の隠れた功績者を発掘することを目的に、毎年1名ないし1団体を全国公募をもとに選定している(日本林業調査会のニュース)。

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