Amazonで予約しておいた今森光彦さんの『萌木の国』が届いた。クヌギを何度も萌芽更新させることで根元がコブ状に太る異形の樹「やまおやじ」が表紙に使われている。実はこのやまおやじ、Gomyoのフィールドにもたくさんある。それでこの本を読んでみたくなった。
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囲炉裏の炉縁
囲炉裏部屋改装中。アイヌの囲炉裏も見たし、光太郎の囲炉裏も見た。東北では実際に誓われている囲炉裏も見てきた。もう迷いはない。一気に造ってしまうのだ。掘りごたつに穴は床下収納スペースとして残すことにした。囲炉裏はここではなく部屋の中央にもってくる。
一斗缶カマド、クヌギ採材/新町「香雅」
もやかき
3年前に伐ったクヌギからたくさんの新芽・小枝が吹き出している。広葉樹の多くは切り株から萌芽(ぼうが)するので、それをうまく仕立ててやると再生可能だし、植林するよりずっと早く太い木にすることができる。昔の人はこの性質をうまく利用し、雑木林を15年程度で皆伐・更新させていた。
具体的には、出て来た小枝を剪定して2~3本程度に揃える(これを「もやかき」という)。要するに小枝の間伐である。ついでに周囲の雑草も刈ってやったり、ツル草を切ってやる作業も必要だ。
さて、このクヌギだが、かなり太い木だったので、伐採したとことで上部の空間が空いた。そこへ周囲の雑木が枝を伸ばし、切り株には日が当たらなくなってしまった。萌芽はしているものの気息奄々状態なのであった。雑草・ツル草刈りだけでなく、覆いかぶさる他の枝も剪定する必要があるのだった。
一石二鳥の薪(巻き)枯らし
囲炉裏でご飯を炊くときの、アトリエでの日常のショットである。中央に羽釜、片側につり鍋(中はお湯)、もう片側に味噌汁の鍋が保温中。使っているのは太めの柿の木の薪。昨年の春の強風で折れたもの。