市内を自転車サイドカーで引き売りする魚屋さん「いただきさん」。高松は港がすぐ近くにあり漁港から直行の魚がこうして売買されている。往時より減ったとはいえ今も20名ほどのいただきさんが健在とか。
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魚を食べる国の人は
四国上陸2010
赤穂からブルーラインで宇野へ。松枯れ跡に広葉樹が森をつくる。誰が植えたわけでもないのに。フェリーで四国へ。出船はいただきさんと共に。
“いただきさん”とは高松市街地にサイドカー(リヤカー)付き自転車に魚を積んで売り歩く魚の行商人のオバチャンのことだ。
林道取材、西へ2.(淡路島から四国へ)
深夜に土砂降りとなり、テントがずぶ濡れになってしまう。夜が明ける前にテントを撤収して移動することにする。淡路島を下道でのんびり移動し鳴門海峡を橋で渡って四国に入る。深夜~明け方の幹線道路はどこでもトラックが多い。このようなトラッカーによって日本の生活と経済が支えられていることを実感するのである。
鳴門で写真や日記を整理する。徳島から香川へ向かう海岸の街道沿いに有名な活魚料理のメシ屋「B」。そこが開くまで山越えをして神社や寺を観たりする。ここには四国遍路88カ所の一番札所「霊山寺」がある。まだ早朝だというのここにもいるぞ「平成のジジババ様」。この寺の駐車場にはお遍路グッズを売るショップがあったりして興味深く観察したりする。う~む、しかし今の時代に「思い」のあるお遍路さんというのがどれほどいるのかなぁ。ヒマで小金のあるご老人には、四国遍路は最高の遊びなのかもしれず、今後「一大産業になるかもしれぬ」・・・などと考えてしまった。