ターシャの言葉


天気がいいのでお出かけ。埼玉方面へ。今日は二人ともまだ見ていない「長瀞」へ。そして秩父神社へ。長瀞は水量が少ないのが残念だったけれど、さすがに美しい場所だった。秩父神社は名工左甚五郎の彫り物がすばらしい。もうすぐ秩父夜祭りが行なわれる。今年は見にいってじっくりこの祭りを観察したい。

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オルゴール、慈光寺


天気がいいのでドライブに出る。相方のリクエストで埼玉方面へ。小川町と都幾川村へ行った。F1ではない種を扱う「種の森」という会社の商品を探して都幾川村のオーガニックカフェ「ぽっぽの木」へ。小さな木造のお店で、無農薬野菜や無添加調味料、石けん系洗剤、などが置いてあり、奥には絵本や写真集などがあってそれを自由に読みながらコーヒーを飲むことができる。

シェーカーの写真集があって、じっくり時間をかけて読んだ。相方は綿の本にのめり込んでいた。この人、ホントに布モノが好きなのだ。オーナーのMさんはドイツ語の翻訳家でもあり農文協の仕事もしているという。本棚にちょうど僕のイラスト・文の載った『増刊現代農業』があったので、それを開いてあらためて自己紹介をすることになった。木箱に入ったオルゴールも製作プロデュースしているそうで、それで何曲か聴かせてもらった。僕らの森の紙芝居にも興味をもたれた様子だったので、そのうちお見せすることにしよう。

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囲炉裏考(その2)


マッキーをしのぐ感動

囲炉裏を使い始めて一週間が過ぎた。僕はキャンプが好きで、長年「焚き火」とつきあってきた。この感覚を実生活に取り入れようと、前の家では庭先で簡易バーベキュをしたり火鉢を使ったりもした。アトリエに来てからは、廃品のカマドを使って煮炊きや暖をとる実験を繰り返し、もちろん火鉢や石を組んだ炉での焚き火もやった。マッキー君の感動も大きかった。しかし、この囲炉裏はそれをしのぐ感動と驚きを与えてくれた。

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ギターソロのつまずき


ななくさでのライブの日。今回、僕ら自身は特に友人たちに観に来てくれるように強く呼びかけているわけではないので、誰が来るかわからない。しかし、2回ともフリーのお客さんによって席が埋まり、みな熱心に聴いてくれた。2回目はアンコールのコールがおきて「花」をやった。しかしギターがきまらない。要所に入るギターソロをとちったりする。

ライブが終わってからそんな苦悶を話していると「へー、端から見てると気持ちよさそうにやっているようにみえるけどな」とゆみ店長。ようするに練習不足と場数踏みの不足なんだよな。「絵と文章、そしてギターと作詞作曲まで!すごいですね」と絶賛してくれるお客さんも多いのは確かだが、しかし音楽のプロでも聴きにきたら冷や汗モノなのである。

写真は2階のアートスペースに置かれた『新・間伐縁起絵巻』と、新作の『花もつ手』

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ホウレンソウの味


近所に住む林家のKさんがカキを採りにきた。僕らが取りきれない高い位置にあるものを、木登りして、竹の先端を割ったもので次々と採っていく。やっぱり山暮らしの年期がちがう。カキの木は折れやすい。枯れた枝には絶対に乗らないこと。奥さんからお礼にダイコンとホウレンソウをもらった。ダイコンは僕らも作っているのだが、上の畑は全体に成長が悪い。Kさんの畑のものはかなり大きい。しかしホウレンソウの味は僕らのほうが勝っていた。

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