オルゴール、慈光寺


天気がいいのでドライブに出る。相方のリクエストで埼玉方面へ。小川町と都幾川村へ行った。F1ではない種を扱う「種の森」という会社の商品を探して都幾川村のオーガニックカフェ「ぽっぽの木」へ。小さな木造のお店で、無農薬野菜や無添加調味料、石けん系洗剤、などが置いてあり、奥には絵本や写真集などがあってそれを自由に読みながらコーヒーを飲むことができる。

シェーカーの写真集があって、じっくり時間をかけて読んだ。相方は綿の本にのめり込んでいた。この人、ホントに布モノが好きなのだ。オーナーのMさんはドイツ語の翻訳家でもあり農文協の仕事もしているという。本棚にちょうど僕のイラスト・文の載った『増刊現代農業』があったので、それを開いてあらためて自己紹介をすることになった。木箱に入ったオルゴールも製作プロデュースしているそうで、それで何曲か聴かせてもらった。僕らの森の紙芝居にも興味をもたれた様子だったので、そのうちお見せすることにしよう。

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小川町の駅前で入手した都幾川村の手書きマップがなかなか面白い。そこでこの地図を発行している「とき川の小物屋さん」へ行った。ムーミンに出て来るスナフキンに似たおじさんが店にいて、この地図のことを褒めるとコーヒーをごちそうしてくれた。珍しい水出しコーヒーでなかなか美味しかった。

都幾川村には国宝がある。慈光寺の「法華経一品経等33巻」である。厳島神社の「平家納経」らとともに日本三大装飾経のひとつに数えられている。しかし見にいくのが遅過ぎて宝物殿は閉まっていた。それにしても、こ寺の「磁場」「気」の強さは尋常ではない。僕も相方も、場所や人から鋭敏にパワーをキャッチしてしまうので大変である。ともあれまた来よう。


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