暗いうちから起きだして、日の出前に出発する。前夜、星が出ていた。天気は晴れ。僕らは勇躍、屋久島最高峰への縦走へと出発した。

“屋久島紀行16.(宮之浦岳〜花之江河〜淀川小屋)” の続きを読む
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
世界遺産登録をきっかっけに「縄文杉」はすっかり人気者になり、ガイドつきのツアーが組まれたりしている。が、日帰りで行くなら車止めから徒歩往復10時間という素人にはハードなコース。
屋久島最高峰の宮之浦岳に登るにはそこからさらに奥に進む。島の外れでキャンプしていた僕らは出遅れて、登山起点に着いたのは9時過ぎ。すでに駐車場は満杯(50台!近くいただろうか)。ようやく隙間をみつけて路駐する。
最初は森林軌道を歩く。屋久杉の運搬に使われたトロッコのレールの上を歩くのだ。

“屋久島紀行15.(小杉谷〜縄文杉〜高塚小屋)” の続きを読む
貨物船フェリー「ハイビスカス」号は揺れに揺れた。種子島で長々と停泊するので、その間に眠りを摂る。天気はよくない。甲板に出ると屋久島がぼーっと現れるが細かい雨が顔を叩く。

海岸線のキャンプ場で一夜を明かし、翌朝、海沿いに南下。開聞岳を見ながら長崎鼻をまわる。長崎鼻は古き良き時代の日本の観光地そのまま。南国なんだよな。駐車場のオジさんに渋い共同浴場はどこか? などど突っ込み情報を得る。
「このへんはどこ掘っても温泉でるよ」
「・・・」
で、鰻温泉(うなぎおんせん)。
