明石ふなまち


取材(静岡と埼玉)と実家(茨城)へ帰省を兼ねて2週間の旅をしてきた。例によって取材内容は結実した作品で見てもらうことにして、本ブログでは食に関するネタを中心に書くことにする。

中古購入価格17万円の古い軽バンでの移動ゆえ、高速道路はよほどのことがないかぎり不可(スピードが出ないので他の車に迷惑をかけるため)。なので高松港からフェリーで行きます。この海上の旅がまたいいんです。

で、最初の食は「明石焼」です。実はyuiさんが「たこ焼き&明石焼」大好きなのであります。いや、私も好きで山暮らしのときもけっこう作りましたな(こちら)w。

で、旅の途上で明石を通過するときは必ず食べにいく。当地では「明石焼」とは呼ばず「玉子焼」という。何軒か商店街の店を食べ歩いたが今回は新規開拓というわけで、最近評判の悪い「食べログ」で明石焼No.1の店「ふなまち」へ行ってみた(iPhoneで調べた)。

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藤森三玲とか牡蠣のお好み焼きとか


私の写真ばかりではご不満の方もあろうかと思うのでyuiさんの写真もアップ。場所は京都。重森三玲(しげもり・みれい)邸庭園です(2011.12.18)。

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重森は昭和期を代表する作庭家である。前々から行きたいと思っていたのだ。予約制でめんどくさい見学施設なのだここは。でも学芸員さん(お身内の方かも?)は突っ込んだ質問に丁寧に答えてくれて、大変得るところがあった。

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このごろの食べ記事


前から行きたいと思っていたうどん屋「手打十段 うどんバカ一代」。高松中心街から外れたちょっと辺鄙な場所にあるのだが(といっても歩いて15分くらい)、12時15分に店に着くと20人待ちの行列。おお、すごい。ここは「釜バター」発祥の地と言われている。茹で上げうどんにバターと胡椒と生たまご、それに濃いめの醤油ダレをかけて食べるカルボナーラのようなものらしい。

お初なのでスタンダードな「かけ(中)」を。もちもち感の強い麺。ぐいぐい食べる快感を味わえる。出汁も美味い。ゲソ天と鶏唐揚げ1ケをとってみた。こちらは普通だった。二人で700円ちょい、安いな~。

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鉄輪温泉地獄蒸し(その9/別府にて)


さて今夜の泊まりは別府である。湯布院には一泊4万円などという高級旅館も存在するが、別府はバックパッカー御用達の素泊まり1,500円なんていう宿もあって共同浴場は無料~200円で入れる。

で、以前テレビで「地獄蒸し料理」というのを見て、こいつを一度やってみたかったので地獄釜付きの宿、鉄輪(かんなわ)温泉「大黒屋へ」。宿の周囲から湯気モクモクですごいことになっているのだ。

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これが蒸しカマド「地獄釜」である。石とコンクリートで組んであって、ザルが乗るくぼみがあって中央の穴から蒸気が吹き出している。

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