切り返し


朝、Y先生が差し入れ持参で来訪。前日、超メジャーな週刊誌からの取材があって、畑なんかで撮影もしたとか・・・。この方の業績は再び光が当てられてよい。先月、入院前に熊谷の自衛隊基地で500人規模の講演会をこなしたY先生である。

「あのさ、『面白い男が上に住んでるから取材するといいよ』って、記者にオオウチさんのこと話したんだよ」Y先生いつもの満面の笑みを浮かべる。で、記者さんアトリエまで上がって来たらしいのだがちょうど留守にしていた(高崎に行ってた)。「また来るって言ってたよ」
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自然農の真実2


徹夜明けで10時頃に仕事が完成。朝食兼昼食に、畑のチンゲンザイの間引き菜(手のサイズよりちょっと大きいくらい)を炒めて食べてみる。いままで蒔いた種でチンゲンサイはなぜか成長がいちばんいい。植えたのは4月下旬だった。味はというと、あまり美味しくない。昨年Y先生に貰ったものに比べて、甘みが感じられないのだった。植えた場所は、畑敷地の中ではけっこう柔らかい土の場所だった。他の場所ではトウグワが跳ね返り、先が曲がってしまうほど地面が硬いところがあって、そんな場所でもシュンギクなどは(成長は遅いけれど)それなりに美味しいものができている。

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目の前に”巻き枯し”が


僕の顔もかなり外人系だが、相方もなかなかであると思う。「インドでも旅したら絶対現地語で話しかけられるぞ」今日の髪型なんかインドの聖者パラマハンサ・ヨガナンダそっくりだ。若いころ読んだ『あるヨギの自叙伝』、Amazonで調べたらちゃんと出てきた。もう一回読んでみたいな。

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Kさんが約束のイスやテーブルなどを持ってきてくれた。相方制作のおやき(ネギ味噌入り)でお茶。この方、ここH集落で生まれ少年時代を過し、いま高崎住い。焚火を囲んで話しはつきない。Y先生も加わって対話はさらに盛り上がる。

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堆肥の切り返しを始めたら、途中で雷雨。雨上がって再び作業。下のほうはすでに腐葉土化していた。壁に立てておいた古畳を分解して混ぜ、新たに畳を立ててフォークで積みなおす。

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杭を打ち、廃材角材で壁をつくる。空気が入ったほうがいいので、小さく切った角材を間にはさんでいく。屋根は廃材の波板。みすぼらしいけど廃材もったいないからこれでいいっす。

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終わる頃、Hさんが松田マヨネーズのM社長と神泉の林業家Aさんを連れてやってきた。焚火を囲んで話しているうちに、わがアトリエの斜正面に見える埼玉県側の山、ここに鋸谷式間伐の巻き枯し施業の斜面があることをAさんに教えてもらいビックリ! かなり遠いんだけど、たしかに枯れた木が確認できる。埼玉県下の第一号で、当時Aさんの強い進言で進めたものの、民有林では後でもめる可能性があるので公社の山なんだそうだ。後で現地の写真を撮りに行こう。

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焚火日和


それにしても植物の成長がすごい。畑の草取りにいく。地面に這い回るクモが増えている。ときおり小さな甲虫が地面を飛ぶ。ハンミョウの仲間だ。クモをつかまえて食べているのである。

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