焚火日和


それにしても植物の成長がすごい。畑の草取りにいく。地面に這い回るクモが増えている。ときおり小さな甲虫が地面を飛ぶ。ハンミョウの仲間だ。クモをつかまえて食べているのである。

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雑草もガンガン伸びている。落ち葉と刈った雑草を山積みしておいた小山を、フォ-クとスコップで切り返し、青草の大きなものはナタで裁断し、水と米ヌカをまぶしながら、堆肥積み場を新たに造成した。

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途中でY先生が来る。お土産はカキナとお煎餅。しばし歓談。チビかまに火を入れお茶をたてる。先生は藤岡の生れで実家は農家。そこではかつて馬を飼っていて、飼い葉の草刈りは少年時代の先生の仕事だったそうだ。「だから、僕は草刈りは上手いよ」麦作の農繁期には学校を休んで手伝ったという。

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その後、僕も草刈り。しかしこの草を積む場所に迷うのだ。そこでこの草を堆肥積み場に積める体勢にしたかったのである。そのあとクワを振るってウドの移植。水やり。ひさびさのハードな肉体労働にふらふらとなる。でもビールが旨い。お風呂が気持ちイイ。夕食はウド、ミツバ、サンショウ、アザミ、モミジガサの天ぷら。ご飯を温めて天とじ丼をつくった。調理も食事も外。寒くもなく、さりとて焚火のほのかな温かさが嬉しい穏やかな夜。こんな焚火日和は1年にそう何回もあるもんじゃない。

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