新作『神流川なつかし物語』ライブ!


いよいよ紙芝居ライブの当日。

なにしろ、これは今までの2つの紙芝居(『むささびタマリン森のおはなし』『秋川谷の物語』)とはリキの入れ方が違うのである。前の二つは、もともと人から依頼されたところから創作が始まったのだが、今回の新作『神流川なつかし物語』は、これまでの僕らの全人生を投入してきたものの中から、産み出されたものだ。

まず挨拶に「紙芝居というと、昔テレビがなかった当時の娯楽であったり、今は図書館で子供たちに読み聞かせするようなイメージを持たれていると思いますが、私たちの紙芝居はそうではなくて、メッセージ性の強い、アートとしての創作紙芝居をめざして創ったものです」と話し、携帯電話のOFとカメラのフラッシュを遠慮してもらうことを伝える。

6月の高崎「棗」個展で初めて公開したときと若干の改良を加え、オリジナルの『繭の音』と『夏のはじめ~虹のテーマ』の編曲を変えたりした。具体的には、前者はキーを下げてYKのベストの音域に合わせ、サビの部分にハーモニーを入れた。チューニングを下げたギターをもう一本用意する、という念の入れようである。

開演は11:30~と14:30~からの2回公演。相変わらず「読み」や「引き」のトチリが出たが、県庁のときに比べてまあまあうまく行ったと思う。とくに2回目はよくできた。「歌」に関して言えば、僕らのユニットは歌だけでお客さんにかなりの感動を与えることができるのだ、という自信を持った。

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谷川岳


朝から天気がいいというのに内業の個展準備。と、Y先生登場し「家の前のコンニャクを掘らないか」という。家の前のコンニャクとは、化け物のようにでっかい葉っぱをつけたもので、この界隈でみかけるどのコンニャクよりも大きそうなものだ。原稿を片付けてさっそく掘りにかかる。ブロックに囲まれた花壇のような場所だ。全部で3つの大きな塊が出てきた。いちばん大きいのは15kg、合計で30kg。ちょうど通りかかった友人Hさんが2番目を持っていってくれた。一番大きな塊はアトリエへ。これで何人分のコンニャクが作れるのだろう? かなり膨らむらしい。

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台風被害のレポート


旅から帰宅した翌朝、敷地と畑の草がどどっと伸びている。3日空けたからな~。畑の一番下に植えたトウモロコシが大きく育たないが、それでももぎ取って皮をはいでみると実が成熟しているものがある。形は貧弱だが、茹でて食べるとすごく甘くて美味しい。

岡山の津山で林業作業員をしている斉藤君から、新聞への寄稿依頼がきたというメールが入る。斉藤君の以前の新聞連載は僕のHPにも掲載してある。「その続編を書くのでまた大内さんのHPに掲載させてください」と原稿が送られてきた矢先だった。もちろん全国の人々の目にとまる新聞が最優先だ。昨年の林業台風被害についてのレポートになるらしい。
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Y先生の新聞記事


朝。材料をみていきあたりばったりのいつも料理。しかしY嬢に「焚き火でもこんな料理が作れる」ことを見せてやりたかったこともある。山椒の実、銀杏も入っている。銀杏は殻を割らずに金網蓋敷きの「ゴマ煎り器」で熾火で煎ると非常に旨い。銀杏の最も美味しい焼き方(食べ方)であると思う。焼いた後、その中身を取り出し(薄皮も簡単にとれる)、中華鍋に投入。たっぷりの赤トウガラシ入りで朝からからけっこう重い「マーボ丼」を完食。

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