昨日から、図書館で借りた本をぶっ続けで4冊読破。
いま話題の『となりのツキノワグマ』(宮崎学著/新潮社2010.7)について。
出だしの「林業不振で放置された人工林がクマの絶好のすみかになっている」という記述がひっかかる。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
昨日から、図書館で借りた本をぶっ続けで4冊読破。
いま話題の『となりのツキノワグマ』(宮崎学著/新潮社2010.7)について。
出だしの「林業不振で放置された人工林がクマの絶好のすみかになっている」という記述がひっかかる。
取材である山に入った。拡大造林時に植えられたと思われるヒノキ人工林。下枝払いさえ行なわれていないので、地面から数十センチから枯れ枝がついている。
下刈りを抜けてから、一度も手入れをしていないのは、その植えられたグリッドのまま、きれいに格子状に木が立っていることでうかがわれた。
下層植生はほとんど無いが、雪折れのスポットから広葉樹が立ち上がっている場所がある、そして。
驚くのはクマ剥ぎの痕(あと)だ。