さてお待ちかね、9日に仕込んだ(こちら)「麦どぶろく」のレポートをお届けする。日中は暖かい縁側に、食事どきは囲炉裏ばたに(下写真)、夜はこたつのわきに、といたわってきたどぶ様であるが、最初の3~4日ほとんど発酵が始まらず、匂いもちょっとすえたにおいでかなり心配になったが、5日目くらいから炭酸が発砲し始めて、フルーティなアルコール臭がやってきてホッとする。
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麦どぶろく仕込み
初ドブロク賞味
酒とスギ
どぶろく第二回目を仕込んでみた。友人が送ってくれた新米残り3合を使って。普通どぶろくの材料は米なんだけど、前回はいきなりサツマイモで成功した。基本的にでんぷんやタンパク質、糖分があればなんでも酒が造れるということなのだ。
麹は市販の「みやこ麹」(甘酒用に市販されている)。酵母はパンに使うドライースト(製品名「スーパーカメリア」)を使うが、昔は麹を手作りした家も多かったそうだ(お隣イタルさんちの「バアさんは麹づくりがうまかった」(談)。昔は「麹屋」という店が存在したし、多くの農家山村では、米麹、麦麹、豆麹で味噌や醤油を自家製していたのである。
サツマイモどぶろくを造る
常々「趣味のどぶろく」を造ってみたいと思っていた。もちろん手間も日数もかかり、温度管理だとかが面倒くさそうなのだ。が、梅酒の瓶が空いたことだし(飲んでしまった)、連載中の雑誌『現代農業』にはこの季節になるとやたらと酒づくりの記事が載っていて、気になって仕方がないのであった。
記事によれば米だけじゃなくて、ジャガイモやサツマイモでもどぶろくが造れるらしい。そこで、友人から貰ったサツマイモが余っていたのでこれでやってみることにした。ほかに材料は市販の麹「みやここうじ」(200gで350円くらい)、ドライイースト、黒砂糖+白砂糖、水。ヨーグルトもちょっと入れるといいらしいが、省略。
まず囲炉裏でサツマイモを蒸す。皮はついたままでいいそうだ。