クワの実、昔の話を聴く


イノシシが気になり、早朝から見回り。またジャガイモが2カ所掘られている。しかし派手な掘り方ではなく、しかも食べ残しが今回は2個転がっている。変な奴である。いま畑のジャガイモは一株に何個くらい、どのようなサイズで付いているのか調べようと、大きめの株を選んで初のジャガイモ掘りをやってみた。大きいのは2個、あとはまだ小さな小イモ状態だった。最初にし尿を捨てた穴の近くに春先、菜の花が出てきたので興味深く見守っていた。それは周囲の菜の花よりも濃い緑色をして、かなり大きく育っていった。種を結び、いま倒れかかっているその株に、アブラムシやカメムシなどがびっしりと付いている。窒素分の多い肥料を施すと「濃い緑色」になり「虫害を呼ぶ」というのを目の当たりにした思いだった。

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桐生の骨董市


締め切りを過ぎて滞っていたパッケージデザインとロゴの仕事のアイデアがまとまり、早朝から起きだして一気にラフ案を仕上げる。ベクトルデータの入ったillustratorのファイルをフォトショップに読み込んでjpgファイルに変換し、仕事先にメールで送る。まったく便利になったものである。写植をノリで切り貼りしたり、ケイ線を丸ペンやロットリング(懐かしいですね・・・)で描いた時代から思えば、この10年の変化は驚くべきものがある。

今日は6月の第一土曜で、桐生の骨董市があるので、仕事メール送信後すぐに出かけた。が、2時を過ぎて雨が降り出し、僕らが各露店を見終わらないうちに店をたたみ始める。群馬をドライブしていると「骨董屋」が多いと感じていたが、これは古民家2階のかつての養蚕作業場が物置になっている例が多く、民具などが残されているからではないだろうか。相方は古着・古布に、僕は山道具の刃物類や昔の鍋釜に釘付けになる。しかしまあ桐生は古い建物見るだけでも面白いんだわ。赤瀬川原平「トマソン」撮りまくり、だわな。

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シュロ縄


Amazon に注文した『草を編む』が届く。相方は昨日からシュロ縄を本格的に編んでいる。この縄からまた新しいクラフト作品をつくる予定という。楽しみ! アトリエ敷地で伐採したシュロである。その皮をはいで保存しておいたものだ。

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スギ枝


発芽したキュウリが大きくなったので畑に移植した。水まきやレタスやニンジンの芽の間引きをする。敷地のスギ山に入り、落ちている枝を拾う。いまの日本のスギ山の「ゴミ」の量はハンパじゃない。燃料源となる木質素材がこれほど山に大量に転がっているのは、おそらくヒトの数千年の歴史上初めてのことではないだろうか。とにかくどこのスギ山に行っても、散乱し、堆積するスギの葉とスギの枝・枝・枝・・・。

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霧積、桐生


仕事のデータを送ったその足で、軽井沢に近い霧積温泉に行った。たしかにここは秘湯だナ・・・。硫黄の臭い、お湯はかなり効きそう。水車があって、森村誠一の『人間の証明』で有名になったところらしい。素朴でよかったです。

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