酒とスギ


どぶろく第二回目を仕込んでみた。友人が送ってくれた新米残り3合を使って。普通どぶろくの材料は米なんだけど、前回はいきなりサツマイモで成功した。基本的にでんぷんやタンパク質、糖分があればなんでも酒が造れるということなのだ。

麹は市販の「みやこ麹」(甘酒用に市販されている)。酵母はパンに使うドライースト(製品名「スーパーカメリア」)を使うが、昔は麹を手作りした家も多かったそうだ(お隣イタルさんちの「バアさんは麹づくりがうまかった」(談)。昔は「麹屋」という店が存在したし、多くの農家山村では、米麹、麦麹、豆麹で味噌や醤油を自家製していたのである。

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スギを運ぶ


久しぶりに敷地の山に入ってスギを運び出した。雪害木の整理も含め、昨年秋に伐っておいたものだ。皮が剥がれておらず(皮を剥げない)虫食いの穴がとても少ない。葉をつけたまま林内に放置しておいたものは水分が抜けてとても軽い。葉のついた頭の部分を伐ってしまったものはやや重い。

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日本人と薪


先日、わがアトリエ敷地の御神木、大カシの枝を切った。その枝を処理する。といっても捨てるとか燃やしてしまうわけじゃなく、もちろん全部薪にするのである。薪ストーブには細い枝など焚き付けにしかならないが、囲炉裏には細枝は便利なものである。大枝はチェーンソーで、中枝はノコギリで、小枝はナタでさばいていく。もちろん葉っぱは堆肥に積む。

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エノキに会いに


今日は霧がただよっているが、昨日はすばらしい天気で、庭に出て陽光を浴びていると、身体に波動が降り注いでいる感じがわかる。クリスタル(水晶)を眉間に近づけると、敏感な人は頭の周囲がフワーっと柔らかな波動に包まれる感じがわかるが、そのクリスタルの何百本もの束が、天地や植物たちから降り注いでいるかのような5月の山である。

午前中は畑の草刈り。コンニャクイモを植えた。昨年、畑の中か生えてきたものを、茎が枯れてから掘り出しておいたものだ。これは1年子だが、これを3回繰り返し、3年子くらいでコンニャクとして加工できるような大きさになる。

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