マテ貝の酢味噌


さて枝薪採りの帰り道、鳥坂まんじゅうの他に、西讃に向かったときはスーパーPで地物の魚介類を買うことにしている。なにしろ安く新鮮なのだ。今日はマテ貝と舌平目を買った。マテ貝はかなり大型のものをむき身で売っていた。

試しにニンニクとオリーブオイルと日本酒で酒蒸しにすると、これはこれで旨いが、むしろ酢味噌で和え(ぬた)が合うように思われた。

わけぎをさっと茹で、マテ貝のむき身は塩水で洗った後、ひたひたの水に少量の酒と生姜と塩を入れて、水から炊き2分ほどで上げ、ユルい組織を取り去って食べやすいサイズに切る。

0327.9

酢味噌は白味噌に米酢を入れてすり鉢にとり、砂糖は入れないのが好き。いやあ、美味いです。いかなごと共に、これも私的に瀬戸内・春の定番としよう♫

0327.10

昔から農家は、季節の野菜としてわけぎを作り、春先からのあえものとして旬の味を楽しみました。わけぎは、ひな節句の頃が最もおいしく、まて貝やあさりなどとあえました。あえ衣は年末に雑煮用についた塩分濃度の低い甘い白みそを用いました

▼さぬき味の歳時記「わけぎあえ」
http://www.pref.kagawa.jp/nousui/aji/3/183.htm


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