山下うどん・三豊の津嶋神社


雨上がりの晴天。このところ海霧・モヤがかかることが多く、この日は珍しく見通しがよかった。高松近郊、勝賀山のミカン畑から瀬戸内海を望む。

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坂出の山下うどんへ。前回の山下うどん行脚はこちら。実は、前々からこの店にもソバがあることを知っていたので、試してみたかった。

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うどん店のソバはたいがい製麺所からの取り置き(配達もの)で、昼の早いうちに麺がなくなってしまうことが多い。むう、ふっといソバだね。いいね。柔いけどね。

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天ぷらも、なす、ごぼう、れんこん、かにかま、えび、いわし、野菜かきあげ、といろいろあるのだが、ここに来るとやっぱり小海老のかき揚げを選んでしまう(写真右)。コロモがかりかりで軽く、海老もたっぷりで非常に美味しい。

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ただしサイズがでかいので、いつもyuiさんと半分にして食べる。で、ここは珍しくつゆが色濃いので関東の立ち食いソバ風になるじゃないですか♬ セルフなのでおつゆタップリにできるのも重要。

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高松市内に唯一、関東風立ち食いソバが食べれる店は1年も経たず撤退。店が入っていた「いろは市場」も今年の8月で閉鎖。そういう意味ではここは貴重な店だ。

山下うどん店の入口にはリュウキュウアサガオ(ノアサガオ)※が壁を伝う。これは関東では見たことがない。宿根花で、挿し木で増やすらしい。

※ノアサガオ(宿根アサガオ):亜熱帯地域に自生するつる性の多年草。沖縄では海岸付近でおう盛に繁茂している。1年草のアサガオと比べると格段に丈夫で、10数mもつるを伸ばす。開花期間もより長く、6月中下旬から霜が降りる11月頃まで咲き続ける。花数が最も多く、美しくなるのは、10月上旬頃。

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この花も秋にはひときわ目を引く。皇帝ダリアといい、茎には竹のように節があり、高さが3~4mにもなる。これまた関東では見かけない。関東ではこの季節に園芸種としてエンジェルトランペットをよく見かけるが、こちらは香川にもある。花が大きく瀬戸内の秋空に良く調和している。

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三豊の津嶋神社まで足を伸ばす。子供の守り神として有名な神社らしい。離れ小島に橋がかかっており、海上を渡って参詣するのだが、毎年8月4、5日の例大祭のときしか渡れない。

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例大祭のときにはコンクリート部分に板をかけるそうだ。臨時駅が開設し、手前に屋台もいっぱい出るみたい。

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島の緑はウバメガシの純林。

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讃岐平野に点在する独特のおむすび山は、裾野周囲は花崗岩、頂上は安山岩や玄武岩になっているのだが、ここでは海の接岸部からいきなり玄武岩の柱状節理が現れる。(シームレス地質図)

砂浜に小さな穴が、観察してみるとカニが出入りしていた。

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潮の引き際に水鳥が戯れる。

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宇多津のスーパーにはたくさんの地魚が並んでいた。ここは埋め立て地で郊外店やマンションが点在するのだが、旧住民は基本的に魚食い嗜好であることを物語っている。シズは関東でいうイボダイ、ゲタは舌平目のことだ。それにしても安いなぁ。

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地元産のレモンも売られていた。ゲタと小イカをオリーブオイルでフライにして、このレモンをしぼって・・・じゆるるるw

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ちょい有名な宇多津バーガー。ここは海の見えるカフェ、いい店なんだが設計ミスだな。基本、ガラス+コンクリート建築なので壁、床、天井に反響を吸収・分散させる工夫が必要。他の客の話し声や食器の音がうるさくて居られたものではない。なのでテイクアウトで外食い。春秋はこれがいい♬

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音といえば高速のパーキングエリアのカフェテラスなんかもダメだね。高松のアーケードのドームとグリーンもそう。あそこで音楽やってもワーンと反響し過ぎて、細かい音が聞き取れない。音は重要な要素なんだけどね。

▼津嶋神社

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