うどんを再開したら外食に拍車がかかってしまった(笑)。久ぶりに坂出の五圓安に行ってみたら定休日だったので、近くの山下うどんに行ってみた。ここには蕎麦があり(といってもうどん粉たっぷりの擬似蕎麦なんだけど)、瀬戸内の小エビのかき揚げが常にある。
昼時だというのにガラガラ。すわ、ここの定休日か!?と思ったほどだった。味が落ちて人気がなくなったのだろうか? いやそんなことはあるまい。
ここはまんのう町の山内うどんと同じく今も薪窯で麺を茹でている。
天ぷらのラインナップも豊富だ。しかし、僕は小エビのかき揚げ以外は食べたことがない。それぐらい、ここの小エビのかき揚げが魅力なのだ。
美味しかった。意外な発見があった。カウンターテーブルの片隅に生花が飾ってあったのだ。南天と水仙である。うん、やはりこの店は良い。お姉さんもなかなかの美人だし(笑)。
このまま帰ろうかなと思ったんだけど、まだ途中までしか読んでない本を持っていたのでカフェへ。
五圓安の近くにあるカフェ松尾。小さな木造民家を改装したあたたかな内装のカフェである。その立地や建物のテイストからして意外なほどにいつも客でいっぱいの人気店である。
その秘密はさりげなく趣味が良いのである。マイルスデイビスのSo whatが小さく流れている。ここに来たらいつもホットサンドセットを頼む。コーヒーは2杯分、ポットでくる。
ホットサンドはBLT(ベーコン・レタス・トマト)なのだが、そのレタスの量が半端ない。ピックがなければ倒れてしまう。ちょうど香川名産のらりるれレタスの時期だ。
サンドイッチとピックの関係を僕はこの店で学び、それを竹で作ってやることを自宅で始めたのである。しかし、一人で過ごすカフェはちと寂しい。
思えば亡妻yui さんはカフェ大好き女だったのだ。