10番、切幡寺


棚田&溜め池再生活動「小屋掛け編」の帰りは、徳島側へ下りる。四国はいま、車中泊に実にいい季節ですな~。というわけで道の駅泊。

今日は朝からお遍路の続き。10番札所「切幡寺」へ。途中、国指定天然記念物のセンダンがあったので立ち寄る。

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異形な樹で下部は空洞ができていた。

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実が大きい。センダンの実はなかなか落ちない(鳥も食べないのか?)。が、先端からは新たな葉が萌え出ている。

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この界隈に来ると突然目立ち始めるうどん旅館「八幡(やわた)」の看板。星飛雄馬みたいな職人がハート型にうどんを伸している。徳島の吉野川沿い(阿波池田にかけて)には、このようなユルユル看板が多数出現し、旅人の目を楽しませてくれる。看板の上にちょこんと写っているのが10番札所「切幡寺」の大塔である。

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けっこうな山の上にあり、寺のすぐ近くまで車道がついているのだが急傾斜で、マイクロ遍路タクシーがヘアピンの切り返し時にスリップし一時騒然となる。

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境内に大きなカエデの木がある。秋はさぞかし紅葉が見事だろうな、今度は秋にも来てみよう。なんて参拝する前からそんなことを考えているw。

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本堂と大師堂。

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さて、参拝は以下のような手順で行なう。

1)山門で一礼

2)手水場で手と口を清める

3)鐘をつく

4)本堂に行き、納め札を箱に入れる

5)灯明と線香をあげ賽銭を入れる

6)読経し、合掌する

※お経は「開経偈」と「般若心経」を唱え、その札所の「本尊真言」を三返唱え、弘法大師の名前である「御宝号」を三返唱える。

7)大師堂に行き、納め札を箱に入れる

8)灯明と線香をあげ賽銭を入れる

9)読経し、合掌する

※お経は「開経偈」と「般若心経」を唱え、弘法大師の名前である「御宝号」を三返唱える。

10)納経所で墨書きと朱印を押してもらう(有料、300円)

以上、けっこう大変でしょw。読経は決まりはなくいろいろ型あるらしいが、私たちのはやや省略型である。もともと納経とは、お寺や霊場に本物の写経を奉納するもので(実際、写経を納めている人もたくさんいる)、お寺側はその証明として御朱印を押してくれる。写経を納めない者はお堂の前で読経するのが作法なんだそうだ。

もちろんソラでは読めないので1番札所で買い求めた経本を見ながらするわけだ。

納経所で墨書きと朱印を押してもらうのはなかなか楽しい。今年は四国霊場開創1200年なので各霊場で青色のオリジナルデザインのスタンプが加わる。

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本堂のわきの急な石段を上ると重文「切幡寺大塔」がある。本堂も立派だが塔もひときわ大きい。

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そして吉野川の遠望がよかった。ここはかつて藍の産地として栄えた。

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残念ながらお遍路さんはここまでほとんど上ってこない。なにしろ本堂までの石段が300段以上もある。朱印を押してもらう達成感にひたると、次の札所へ向かってしまうようだ。


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