約束通り、2人は早朝から草刈りを1時間以上やってくれ、奥の水脈上の重要な部分を刈り込んでくれて、非常に助かった。夏の高松は7時を過ぎれば滝汗である。シャワーを浴びてもらい、その間ぼくは朝食の準備。
採れたてのトマトジュースに焼きなす、ぬか漬け、味噌汁。そしてご飯の上に目玉焼き・・・そこに削りたての鰹節をかける「目玉ネコまんま」。コレ今年のお客さんに大好評で定番になりつつあり(笑)。
大阪の街中に住むチハル嬢は四国は初めてだし、サユリちゃんも高松に何度も来ているのだけどぜんぜん観光したことないという。車で街へ出て、まずはうどん店に案内する。讃岐うどんのセルフスタイルを満喫するに良い「上原屋本店」へ。
その後、うどん店の目の前にある栗林公園に行ってみた。公園内には池や松林だけでなく、ショップや工芸作品が観れる建物もある。
入れ替えで特別展をやっている。
今回は「藍色の民芸」展。藍色のまつわる布ものからガラス、陶芸などいろいろな展示。
庭園は、とにかくマツが圧巻の公園なのである。
一時、病気で全滅したというコイも再び蘇ったようだ。
池にはヒツジグサが開花。
掬月亭(きくげつてい)でお茶を飲むことに。
池を和船が行く。
何度か来ているがここは初めて入った。
ここの回り戸は有名で、建築家の中村好文『意中の建築』の中で「戸袋に消える128枚の雨戸」として紹介している。なんと、中居さんがその戸の回しを実演してくれた!
角の柱づたいに90度回転し、奥の戸袋の中に消えていくのである。しかし、1日2回、128枚を動かすのは容易なことではあるまい。
そのおかげで、この開放感が生まれる。内に居ながら外で茶を飲んでいるような・・・。
夕刻、彼女らをバスターミナルまで送り、アトリエへ帰還。僕も久しぶりにゆっくりくつろいだ1日でした♬
サユリちゃん家の囲炉裏づくりは明後日から2日間、大阪千早赤阪村で。