冷凍しておいた干物を出して焼いて食べる。
ピチットで作ったシズの干物である。今回はやや大きいので美味しい♬ スダチと大根おろしがよく合う。
お供にダイコンの間引き菜。
11/10から12日まで、三日間をかけて京都秘綾部で「縄文小屋づくりワークショップ」をする。いろいろと準備があるのだが新著のツメがまだ終わらない(すでにAmazonには予約登録されているのだが・・)。そのせめぎ合いのなかで毎日を過ごしている。
yuiさんの叔母が98歳で大往生を遂げた話は書いたが、翌々日の通夜・告別式に参列してきた。ばあちゃんは大正生まれ、神戸で結婚前までの戦争の激動時代を生き、そのあと夫の仕事の関係で四国に渡り、高松のライオン通りの電気商店で昭和の復興期を生きた。
yuiさんはばあちゃんによく可愛がられたようで、僕自身もよくお世話になり、幾度も会食やカラオケのお供をさせてもらった。群馬から高松入りした僕らは、ばあちゃんたちが作った基礎の上4年間のいそうろう暮らしをしたわけだが、戦後の激動期を生きた話を聞くたび、僕のいまの苦労などどうってことないなぁ・・と思うのである。
夜は八宝菜をドカッとのせたカタ焼きそば。久しぶりに鶏ガラでスープをとった。ウチの近所のマルナカには新鮮な鶏ガラがいつも置いてある。2羽分で68円。これをいまだ買い物かごに入れた人を見たことがないのだが、売り続けているといことは、誰かファンがいるのだろう。
やはり中華には鶏ガラのスープが抜群に合う。牛スジといい獣系のスープは(ブロイラーや過密肥育とはいえ)やはりパワフルで旨い。翌朝、煮こごりになった牛スジスープはラーメンに使ったが、鶏ガラはニンニク、ショウガ、ネギの青いところ、ニンジン、パセリの茎、粒コショウなど香味野菜を一緒に煮たのでそれほど固まらない(ジップロックで冷凍する)。
霊性を高めるには動物食はよろしくないと言われるが、僕は菜食に徹すると激ヤセするタイプらしく、毎度のことながら2~3年でやめてしまう。いまその揺り戻し期間中だが、僕の料理を知る飲み仲間たちは復帰を喜んでいるようである(笑)。