森と畑と家を見てまわる、海岸寺回想


前日のお客様の現場見学へ。暑いので早朝から動いた方がよかろうとのことで、午前中にいろいろ見て回る。森林と畑地から見える讃岐富士。

岸田劉生の絵画を思い出させるような道。小さな丘の尾根なのだ。

そこにはセンダンの大樹があった。周りをきれいにすれば気持ちのいい場所になりそう。

海岸寺へ。

本堂の壁ぐるりに、平等院鳳凰堂を思い起こさせるような「雲中供養菩薩」が。海岸寺、かつてこの駅でyuiさんと待ち合わせして、彼女の車で石鎚山を登りに行った。まだ山暮らしが始まる前の、2002年8月6日のことだった。あれから20年の歳月が流れようとしている。

お目当の建物、ここを改修しすれば町おこしの拠点となるような場所。蔵のなまこ壁がいい。

昼は久しぶりの外食うどん。最近できた店らしい。合鴨がのったうどんは珍しいのではなかろうか。たっぷりのスダチといいバランスだった。

仕事が詰まっているので、僕は昼まででおいとまさせてもらい、アトリエに戻って仕事。夜は昨日の和のベジカレーの続き。いや美味かった‼️

海岸寺には空海の伝承がある。空海の誕生地として一般に知られているのは75番「善通寺」だが、異説として「海岸寺・奥の院」がそうであるともいわれており、江戸時代には論争も起きた。

今となればyuiさんとの奇跡的な出会いをが導いてくれたのはお大師様かも?などと考えてみる。というわけで、僕は空海出生地に関してはだんぜん海岸寺派である(笑)。


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