今日はGomyo倶楽部の定例活動日なのだが原稿書きが詰まっているのでお休みさせていただいた。しばらく朝の果物をひかえていたのだが、冷凍庫を掃除していたら冷凍保存していたバナナが見つかったので、久々にスムージー。他に冷凍イチジク(去年の収穫物)と冷凍ビーツ。甘みに蜂蜜を少し。
ビーツは生のまま小切りして冷凍して、ときどきスープなどに入れたりしているのだが、ちょっとひとかけでこんなにスムージーを赤く支配してしまう。
ブランチは漬物や保存食に納豆でミニどんぶり、冷やご飯を書き込む。飲み物はお茶。忙しいときはこれが便利♬
夜はいただきものの魚の続き。マダイの潮汁の残りをベースに豆腐・油揚げ・インゲン・タマネギの味噌汁。小松菜のいそべ和え、キュウリぬか漬け。このところお米はGomyo倶楽部のイセヒカリの七分づきにアワやキビを混ぜたものを食べている。そしてハマチは刺身で。
瀬戸内の天然ハマチは脂が少ないが、腹の部分はまあまあある。丸元淑生は自著『丸元淑生のシンプル料理』(講談社1993)の中で
「いなだ(ハマチ)の腹のまわりの身はすぐに刺身で食べたい」「障らないおとなしい味で、清らかさを呑むような刺身である。この刺身に薬味はいらない」
と書いている。まさにその通り。
久々に大きな魚が来たので包丁を研ぎ直すことから始めて、ピチットとフードセーバー(真空パック)を駆使する。すると鮮度のいいまま1週間くらいいろいろ楽しめる。
食後、ピチットをひとつ解いて「ハマチの茶漬け」を仕込む。皮を引いて一口大に切る。
白ごまを炒ってすり鉢で擂る。ネギを刻む。
醤油を注ぐ。
混ぜてラップして冷蔵庫へ。こうしておくと何日も食べ続けられる。
ハマチのアラはスープをとって、冷めたらジップロックに入れて冷凍保存。骨や頭からはかなりの栄養素が溶け出す。マダイのあら汁などは一晩冷蔵しておくと煮こごりになってしまうほどだ(ゼラチン質が多い)。
鮮度が良くても魚スープは生臭く感じるが、味噌汁のベースにすると気にならない。また丸元淑生のスープブックには魚のストックに野菜をスパイスを使った洋風スープがたくさん紹介されている。
だれか有頭エビをお土産に遊びに来てください。丸元淑生の傑作「海の幸のスープ」ごちそうしますから(笑)。