以前、志度にあるオーガニック・レストラン「ベリーズライフ」で購入した野菜づくりの本『図解マンガ フクダ流家庭菜園術』のなかに「天恵緑汁(てんけいりょくじゅう)」というヨモギと黒砂糖で手作りするEMのような農業資材の記載があって気になっていた。
ヨモギは4~5月にさんざん摘んで食べたり保存したりしているけれども、今でもいくらでも生えてくる。ただもう6月に入っているし(推奨は4~5月に摘む)夜明け前に摘むのがベストというが、とりあえず早起きしたので摘んで作ってみることにした。
ヨモギの葉はハサミで細かく切って、その1/3以上の重さの黒糖とまぜる。
容器に入れて、
重しをして1週間。
上がってきた液体が「天恵緑汁」で、使うときはそれを500倍にうすめてジョウロで作物にまく。いわば植物活性剤・・・酵素液である。元は韓国の農業家が発案し1993年に『現代農業』誌上でも取り上げられたそうだ。調べてみたらネットにも出ていた。
しかし、ちょっと少なすぎた・・・。
保存食系には手書きのラベルをつける(仕事柄ラベル狂)ww。
ラベルは筆ペンで書く。ふにゃふにゃの「子持ちケイ」で囲うのが僕のやり方。
ついでに、勢いに乗ってもうひとつ「乳酸キャベツ」を仕込んだ。春日水神市場で買ったキャベツがめちゃうまい。ラベルに「三豊市財田町/細川明美 減減」とありEMぼかしで作っているようだ。
柿の葉寿司を作ったときの杉板をまた使って・・・
トマト缶を重しに。
キャベツとゴボウ、出しガラ昆布の炒め物。
酒井さんに教わった「手塩」でそれぞれ別に弱火で炒め、合わせます。色気はないがめちゃくちゃ美味かった!!!
ゴボウはチロリン村で売っていた熊本菊池産のこちら。さっと茹でて味噌漬けも作ってみよう。