さて午後の部。ヨシゾー君が奥の敷石をレイアウト中。裸足のままお勝手口まで伝って行きたいというのでいろいろ繋げてみたのだが確定できず、駐車場の切り盛りを先行することに。
石を据える床掘りで雨水配管を曲げてしまった。すかさずスペアーの配管と継手をホームセンターに買いに行き・・・
継ぎなおして事なきを得る。雨水管は自然勾配で流れるので、埋め戻しの際もたわまないよう管底を小石でしっかり補強する。
セダムの戻し。
植樹の足元に草本類の植栽を追加。だんだん庭らしくなっていく。
お勝手口の階段前に今日最後の青石を置く。重機で吊りながら、どう見せるか、どう置くかを慎重に決めるヨシゾー君。パートナーのヒトシ君はこのメンバー随一の力持ちで、今回も石の設置に大変助けてもらった。据えてみるとこの最後の石が重要なバランスの決め手となった(このページの最後の写真を見ていただくとそれが解るだろう)。
表庭に借り置きしておいた(前日に立石にしながら撤去・交換した)青石を移動する。この石は次回の表庭の作庭の要石となる。
補修配管が埋め戻され、留めの青石2つが収まった。左端が、長角石の突きつけにため撤去した青石。ツラを最大限に生かして使うことができた。
奥手から道路側を見る。
駐車場のレベルも決まり、盛土した石積み側に植栽とチップのグランドカバーがまかれて一気に庭らしくなった。サニーさんが全体に水を撒いて仕上げる。
上部に置かれた繭型の大石と台所前の石、それと土留め側の青石とのリズムが生まれ出た。石の存在感は不思議である。たった一つの石の置き方で庭をぶち壊してしまうこともあれば、一気に輝きを増すこともある。
こうして前回と合わせて4日間の庭造りがひとつのまとまりを見せて終了した。まったくのゼロから設計図もなく始まった庭造りだったが、ヨシゾー君も満足げで「すばらしいメンバーだった」とチームの労を讃えてくれた。
次回は秋頃にパート2を行う予定である。表庭に素敵なファイヤープレイスとミニ菜園が出現することだろう。
▼終了後の庭の様子をアップしました。