前夜、金時豆を煮ておき、ゴボウ、油揚げ、ヒジキと炊いて甘めに味付けしておいたバラ寿司の具を作っておいた。朝、赤米を少々ブレンドしたイセヒカリ7分づきを洗って水に浸け、もろもろの調味料などを詰め込んでいく。
昨日の鍋とご飯の残りを雑炊にして、タンポポ茶を飲んでから全員で車に乗り込んで出発(もちろんトリのガラコちゃんもいっしょ)。
五名はめちゃ寒く、かつ風が強くて、焚き火が難儀した。ここにはコメを炊く羽釜が2個置いてあるのだが、特大と小なので8合炊きの適当なサイズがない。しかも羽釜用のカマドがないので囲炉裏でレンガを組んでうまく炊かねばならない。やはり、今後はレンガでかまどを作っておきたい。
タンドールも実演して見せたいと思ったのでレイコさんにナン生地の仕込みをお願いしたのだが、なにぶん風が強く寒いので湯煎しても生地が膨らまず、最後は車の中に入れることになった。
一方W君は腐った切り株を見つけるとそれを割り始める。中の虫はニワトリの大好物なんだそうで、出てきたムカデを電光石火の早業でガラコが食ってしまったのには驚いた。
ご飯も無事炊けて、真鯛のアラと豆腐をたっぷり使った味噌汁も好評に。
その他、厚切りベーコンを焼いたり、その脂で鯛の半身を揚げたりと、食欲がとどまるところを知らないいつものAMコンビが囲炉裏を仕切っていく。
Fjさんの持ち込んだイノシシ肉のハンバーグだねを、タンドール窯でシシカバブにしてみた。滑り落ちて何度も失敗しているシシカバブだが、今回はうまくいった。やはりタネの粘度が問題のようだ。
ナン生地はなんとかふくらんで、レイコさんにも焼きを実践してもらった。初心者は内壁への貼り付けがうまくいかず、ナンを落としてしまうこともあるが、トングで救出し灰炭を払えばなんとか食べれる。
タネむすび堂の中庭にタンドール作って、インド人似のご主人Kさんがナンやシシカバブ焼くと絶対似合いそう(笑)。
シメはパーコレーターでコーヒーを。
Hさんの手土産、カヌレはGomyoでシェア。もちもちの食感が楽しいすこぶる美味な洋菓子だった。
帰りは早めに上がらせてもらって「五名ふるさとの家」でめいめい買い物。僕は炭を3袋買った。五名の黒炭は12㎏入り2,420円と格安。先日、空鉤(自在カギ)を取り付けに行った京田辺のAkasyaにこの炭を送ることになっている。
皆さんを高松港へ送る。チャボのガラコも無事小豆島へ(笑)。
それにしても、ニワトリ可愛かった。庭・畑でニワトリが虫や草をついばんでいる姿は平和の象徴のようだと思った。いずれ飼ってみいな・・・。