ポタージュ、ミラネーズ、蔵人・・・ひと月ぶり


前々からの約束で、お客様がくる日。土砂降りの中、買い物へ。フルーツの里で花と野菜を。足りないものを隣のスーパーで・・・。そういえば、昨日一昨日と、冷蔵庫とシステムキッチンの引き出しの整理をやった。冷蔵庫は野菜室を全部洗いざらい取り出して、萎びたもの、古い保存食は捨て、味噌の残り袋などを取り出してパッケージし直した。

乾物がごっちゃに放り込まれているシステムキッチンは、いちど「乾物ツリー」の見せ収納で整理したのだが(6/14)、やっぱり見苦しくて撤去したので、再びごっちゃに仕舞われている。それを「ゴマと野菜系乾物」「乾燥ハーブ、スパイス類(唐辛子粉を含む)」「海苔、海藻類」の三つに大雑把に分類してパッケージとジップロックで整理し、乾麺類を角にまとめることでだいぶスッキリした❣️

というわけで、お客様が来るとなると掃除や献立の準備で大変なのだが、このように来るたびにリセットされ家が片付いていく・・・というメリットもある。これって、山暮らしのときからずっとやってんだけどね(爆)。

ヴィーガン対応で混ぜご飯も仕込む。讃岐らしくちらし寿司も考えたのだけど、やはりエビやサワラ、それに錦糸卵の入らないちらし寿司は映えないので、キノコご飯に。

汁物はかぼちゃのポタージュに。皮はむいておく。

ミクニシェフのYouTubeで見たかぼちゃポタージュのトッピングのアイデアが素晴らしいので拝借。むいた皮とスパイス(ショウガ、カルダモン、クミン、ローズマリー)をオリーブ油をかけてオーブンで焼き・・・かぼちゃチップスをつくる。

かぼちゃ本体は豆乳(ミクニレシピでは牛乳)とポタージュに仕立て、上記のこんがり焼けたものを上に乗せるのだ。色がきれいに仕上がる上に、無駄が出ず香りと食感の妙を味わえる。ミクニシェフすばらしい・・・さすが世界のミクニである。

『かぼちゃポタージュ』シェフ三國の簡単レシピ

お客さん第一陣はサトコ氏と小豆島のSさん。今夜は夫の海外赴任に連れ沿うSさんの送別会という触れ込み。Sさんはアトリエでの「大地の再生」初回に参加され、今回の男木島石積みwsでもご協力いただいた飲み友である。

まずはもぎたてのイチジクと野菜系を出して。小豆島放牧豚・肩ロースのミラノ風カツレツ、レンコンと土佐甘とう添え(写真撮り忘れた😓)。囲炉裏暖炉の点火はサトコ氏による(なかなか火の扱いも上手い♬)。

続いてサトコ氏の従姉妹Tさん到着。TさんとSさんは311の震災から長く東北支援の活動をしている仲で、たまたま高松に漆塗り修行に来ていたサトコ氏は、その従姉妹Tさんの紹介で小豆島のSさんを知る。そしてSさんがサトコ氏をここに連れてきた。

僕も今宵はおよそ1ヶ月ぶりにお酒を解禁。ビールの後とっておきの日本酒を開封した。先日知人より届けられた琵琶湖湖北の酒蔵、池本酒造『琵琶の長寿』の「蔵人(くらびと)」である。ふう、ビールといい琵琶湖の銘酒といいウマスギル❣️

〆に「ネギの和えそば」を。トッピングの鶏肉は滋賀県の平飼いの鶏を使用。それに自家製食べるラー油をかける。これは「銀座 やまの辺」の山野辺シェフのアイデアだ。もう皆おなかイッパイかな? と思ったら、これがけっこうウケる。

その後も深夜まで話は尽きず、サトコ氏は明日仕事とのことで徒歩で帰還。2人は和室にてお泊まり。Tさんはスピリチュアル系のツワモノでもあり、僕の書棚から話題を引き出してくるのだった。

そして翌日、置き土産にと、水晶球で創られたフラーレンを頂いた。


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